マイペンランちゃん

妹が恋人宣言して、週に３～５日滞在するようになってからしばらくして、僕は違和感を感じ始めていた。



違和感といっても、妹が普通じゃないとか、エルの存在が大きかったとか、ヤクザが出所しているとか、妹の従兄弟の彼女がもの凄くブスで、僕より年下のクセにババアに見えて、そいつが僕の部屋に１週間くらい居座ってイライラしたとか、その妹の従兄弟も実は今刑務所に入っているとか、ローサにはタイ人の彼氏が居て、そのタイ人彼氏はクスリを捌いていて、ローサもクスリをヤッているんではないかとか、そういったものではなかった。


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日、タイとで同棲経験のある僕は、この違和感がなんなのか分からず、なんだかスッキリしない日々を過ごしていた。




この違和感を気にしつつも今日はくるん家訪問。



くるんからは時々連絡があり、一緒にご飯を食べる間柄。



一度だけ、『もしワタシがランに付き合って。って言ったらランはどうする？』という、中学生みたいな質問をされて、


『そんなの知らねー。』って答えたら、それ以来そういう会話はなくなった。



くるんは時々友達も連れて来て紹介してくれる。



連れてくるガールズは今のところ１００％タニヤガールで、今のところ可愛い子はたまに居るけど、メチャクチャかわいい子はまだ居ない。



くるんが連れて来るガールは、僕とくるんはギックの関係だと勘違いしている。。。



それじゃ、友達紹介してくれる意味ねーじゃん！



ムーさんと一緒にくるん宅を訪問。



『よく見かけるタイプの部屋ですね・・・・・、以上。』



ムー先輩と同じことを思ったけど、くるんは引っ越ししたばかりで自慢気に部屋に招待してくれたので、



『めちゃめちゃ部屋良いじゃん！広いし、奇麗だし。』



『そうでしょ！！この部屋良いでしょ！！』



僕もムー先輩も、ものの５分で家庭訪問に飽きてしまい、暇だったので部屋にあったチェキでムー先輩の写真を撮って、くるんのベッドの枕の中に入れときました。



今日は間違いなくムー先輩の夢が見れるように・・・。


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つづく


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