マイペンランちゃん

今日一番ガールから今日も連絡が来る。


『ラン、いつ会いに来てくれるの？』


『逆にいつが良いの？』


『今日。』


『ムリっす。』



ランさん頑張れ！！！
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では、つづきです。



トムガールと別れて僕は仕事へ。


仕事場では、いつものようにポンちゃんからセクハラを受け、青島から理不尽にブチギレられ・・・。



『ラン、今日の服どう？』


『どうって・・・あんまり興味ないけど、良いんじゃない。』


『えっ、なになに？』


『可愛いんじゃない。』


『ありがとう。』


可愛いっていう答えしか求められていないんですよね。



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仕事中もトムちゃんからやたらとメールが来る。


『今ドコ？』


会社だよ。


『何してるの？』


仕事だよ。


『逢いたいよ。』


二股かよ！




今日も無事にポンちゃんからのセクハラに耐えて、青島の理不尽なブチギレにも耐えて仕事を終える。


部屋に戻るとトムちゃんから着信。


そんな電話に出る訳もなく、放置する。


トムちゃん放置のまま、今日はガリクソンに会いに行く。


ガリクソンを連れ出したのは一度だけ。


ガリクソンとはかなり仲良くなったけど、もう一歩踏み込んで来ない。


そんなガリクソンに興味満載の僕。



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ガリクソンのお店に行くと、まずは決まってダイヤのハートを持つオンナがやって来る。



『ラ～ン！元気だった！！！？』



というテンションでは絶対に来ない。



『どうもです。』


『あっ、どうも、どうも。』



これくらいのテンション。


で、そこからの会話はなく・・・沈黙。


で、ステージに上がると踊るは踊る。


これってツンデレなのかな・・・。


プチガリクソンに遅れて登場するのがガリクソン。



『キャー、ラン！逢いたかったよ。』



ガリクソンはこれくらいで来る。



『うんうん。僕もだよガリクソン。』


『ねぇねぇ、今度ランの部屋遊びに行っても良い？？』


『マジで！マジで来るの！！』


『えっ！ダメですか？』



知り合って結構日が経つけど、もう一歩踏み込んで来ないガリクソン。


そんなガリクソンから家庭訪問依頼。



『てか、ランの部屋ってあそこでしょ？』


『うん。そうだよ。知ってるの？』


『知ってるよ。だってワタシの部屋スゴく近いよ。』


オメーもか！



ガリクソンの家庭訪問を期待しながら僕はチェックした。




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アドレスransan@hotmail.co.jpまで


つづく


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