マイペンランちゃん

妹が恋人宣言を出してから、妹は恋人らしくよく僕の部屋に来るようになった。


仕事も何もしていない、ニートな妹は週に３～５日、僕の部屋に居座る・・・。


僕が仕事に行っている間、何をしているのかは分からないけど、掃除、洗濯はキッチリやっている。



ほうほう、なかなか頑張りますね。



けど、頑張り過ぎて買ったばかりの絨毯を洗濯機にぶち込みやがって、絨毯は一撃でチリチリ、洗濯機はフィルター根詰まりで糸くずやら毛糸やらで侵された・・・。



やっぱり、アホなんですね・・・。



ランさん頑張れ！！！
↓
にほんブログ村







そんな妹に誘われて一度妹の実家に行った。


エルで懲りて、二度と実家訪問はしないと決めていたのに・・・。


バンコク郊外にある彼女の実家は、想像を超えていた・・・。


高床式な木造の今にもぶっ壊れそうな家。



ジャングルですね！



僕の泊まる部屋は物置的な部屋。


これって僕でも造れるんじゃね！？、



ランさん頑張れ！！！
↓
にほんブログ村



寝るのは蚊帳の中。


もちろんエアコンなんてものはなく、布団もカビが生えている・・・。


電気スタンド一つの証明で、夜になるともう寝るしかない。



トム・ソーヤの冒険ですね！！



『あの～、ワタクシ、お風呂に、いえ、シャワーを浴びたいのですが・・・。贅沢ですか？』


『あっちにあるよ。ワタシはさっき浴びたから、ランも浴びておいで。』



妹に案内されてシャワールームへ。



『ここで服を脱いで。』


『ここって、ここでですか？』


『そう。ここにシャンプーと石けん、タオルもこれ使って。』


『で、どこでシャワー浴びるんですか？』


『どこって決まってんじゃん。ランは見えないの？？』



ですよね。やっぱりここですよね・・・。


ランさん頑張れ！！！
↓
にほんブログ村



目の前に広がる、真っ茶色をした水の流れる川・・・。



『そこの台に立って、そのバケツ使って浴びるんだよ。』



これって体キレイになるんですよね？



真ッ茶色の水の流れる川岸で真っ裸で水を浴びる僕・・・。



間違いない。


絶対に何かの菌が混ざっている。



橋から僕の水浴びを覗くタイ人。



『おいおいおいおい。見てんじゃねーよ！見せ物じゃねーよ！


ワ・・・ワ・・・ワイルドだろ～。。。』



その水で歯磨きもさせられ、何とかシャワーを終える。



絶対にキレイになってねーよ。



キレイになったつもりで蚊帳に入り、蚊帳の中で妹とセクス。



なんだよ。


興奮するじゃねーか！



果てた後、電気もないし、もう一度水浴びも考えられなかったので、そのまま就寝。



ランさん頑張れ！！！
↓
にほんブログ村



鶏の鳴き声で目が覚めて・・・。



トム・ソーヤですね！



朝風呂に向かう。


朝風呂には先客が既に居て、入浴？中。


タオルを巻いたローサが真ッ茶色な水を浴びている。



オメー、ワイルドだな。



ローサと一緒に入浴。


汚い水でローサの髪を洗ってあげて、ローサも汚い水で僕の髪を洗ってくれる。


体中泡だらけになったローサはそのまま真っ茶色な水にダイブ。



ワ・・・ワイルドですね！



負けずに僕もダイブ・・・・・するわけもなく、チャチャッと水を流して朝風呂を済ます。



ランさん頑張れ！！！
↓
にほんブログ村




入浴を終えると、次は朝食。


鶏料理だったけど、朝僕を起こした鶏を爺さんが捌いてそれを食す。



ワイルドですね！



で、何もする事がなくなり、蚊帳に戻って妹とセクス。



ヤベー、このままじゃダメ人間になっちまう。


けど、ちょっと興奮するぜ。




ハンモックに揺られて時間だけが過ぎて行く。


過ぎて行く時間を１本の電話が呼び止める。



『ラン、ドコに居るの？』


『今、友達の家に来てる。』


『誰？オンナ？』


『うん。そだよ。』


『彼女なの？』


『一応彼女って事になってるけど・・・。』


『ランはその子とヤッタの？』


『はい。ヤッテます。』


『じゃあ、もう逃げれないよ。』


『やっぱりそうなりますよね？』


『やっぱりそうなるよ。』


『てか、帰って来ないの？』


『飽きたから帰りたいよ。』


『今日一緒にご飯行こうよ。』


『行きたいけど、まだ行けるかどうか分からんです。』


『だね。帰ったら連絡してね。』


『おーけー。』



くるんから連絡があり、



もうここに用はねぇ。



どう見ても、誰が見ても飽きている僕に、妹は気を使いながら、



『ラン、飽きた？帰りたい？』


『はい。自分帰るっす。』



きっちり妹の両親、爺さん、婆さん、ローサ、従姉妹、従兄弟、甥、姪・・・総勢２０人くらいに挨拶して僕は妹の実家を後にする。


妹の従兄弟に途中まで送ってもらい、タクシーに乗り換える。



やっぱり一緒に来るんですね。



妹もタクシーに乗り換え、くるんとの食事会は延期。



部屋に戻って直ぐにシャワーを浴びる・・・・・。



『なんじゃこりゃー！！』



シャワールームの鏡に映った自分を見ると、全身に真っ赤なブツブツが・・・。



やっぱり菌がいっぱいだったんだ。



メバチコまでいただいて、



二度と行かねぇ！


と心に誓った・・・。


ただ、夜になると現れる無数の蛍はもの凄くキレイでした。



ランさん頑張れ！！！
↓
にほんブログ村


アドレスransan@hotmail.co.jpまで


つづく


タイ情報はこちらから
タイ専門

にほんブログ村 タイナイトライフ情報(ノンアダルト)