2012.05.20
下心
では、つづきです。
そして約束の土曜日。
仕事中もソワソワしっぱなしだった。
時計の針が約束の時間を指す頃、僕の前に一台のタクシーが止まった。
タクシーから下りて来るガール。
あっ!あの足は!!
僕はその足を見ただけで彼女だと分かった。
スリムな完璧な足。
『ラン、久しぶり!』
タクシーから下りて来たガールは恥ずかしそうに駆け寄って来た。
『久しぶり!相変わらず可愛いね!!』
『そんな事ないよ。』
『何年ぶりかな?』
『うーん、店ヤメて3年以上になるから、多分4年ぶりくらいになるんじゃないかな。』
『何歳になったの?』
『23歳だよ。』
『えーー!そうなの!あの時は19歳だったの?』
確かあの頃21歳とかって言っていた気がする・・・。
『そうだよ。』
『妹は元気なの?』
『うん。元気だよ。』
『彼氏と一緒に住んでるんだよね?』
『うん。けど、妹の彼氏はホントに良くない。あんなのヤクザだよ。』
『と、言いますと?』
『毎日、妹は殴られてる・・・。』
『そうなんだ。』
『今日ランに会う事は妹には言ってないの。』
『そうなんだ。』
ランさん頑張れ!!!
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僕が今日4年ぶりに会うガールは、そう、ローサ。
お祭りガールズの一人である。
よく考えてみると、妹とアンナとは2人だけで会った事があるけど、ローサと2人きりで会うのは初めて。
ローサとのデートにドキドキしながら、部屋に戻る。
ただ、ローサとの再会はオデコとの再会の時と同じように、エロい気持ちは全くなかった。
純粋に懐かしい気持ちで会いたかった。
部屋に戻ると、僕以上にローサの方がソワソワしてる。
誰が見ても落ち着きがないのが分かる。
『今日はここに泊まっても良い?』
『いいとも。』
僕の純粋な心はエロスでいっぱいになった・・・。
自分ヤリタイッす・・・いや、ヤルっす!!!
ランさん頑張れ!!!
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ここで、ローサは誰かに電話を掛ける。
『今日は友達の家に泊まるから、明日帰るね。』
『アンタ、ランのこと覚えてる?』
で、電話を代わられる。
電話の相手は勿論妹。
『ラン!元気だった!?覚えてるワタシの事!?』
『覚えてるよ。』
『何でワタシに連絡しないの?』
『てか、オメーの番号知らねぇーし。』
『だよね。ワタシも行きたいけど・・・。』
『彼氏にぶん殴られるんだよね?』
『何で知ってるの!!?あっ、ローサが言ったんだね。』
『うん。』
『ランはローサとヤルの?』
『分かりません。』
僕は今、完全にヤル気になってますけどね!
で、ローサと電話を代わり、
『分からないよ。』
多分妹はローサにも同じ質問をしたみたいで、ローサも同じように答えた。
懐かしい妹との電話も終わり、眠そうなローサは
『シャワー浴びて来るね。』
いよいよですね!
僕はベッドルームのエアコンをONした。
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つづく
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