マイペンランちゃん

スクンビットガール１から今日も深夜に連絡がある。


ゴールデンウィークで人も多そうだったから、出掛けずに大人しくしていた僕。


電話に出ると、今仕事が終わったらしい。。。


『何してるの？』


彼女を映画遅刻以来、ずっと放置プレイしていたけど、このコもダイヤのハートを持っているのか・・・。


『何もしてないよ。そろそろ寝ようかと思ってた。』


『じゃあ、今から行ってもいい？』


『おk。』


つづく。


ランさん頑張れ！！！
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では、つづきです。


５人でソンテウ乗って、誕生会の会場はもちろんディスコ。


『ねぇねぇ、ワタシも一緒に帰っても良いでしょ？』


今日一番ガールの友だちが聞いて来る。


『良いでしょ？良いでしょ？』


今日一番ガールも聞いて来る。


『いやいや、オメーがもう少し可愛けりゃ良いけど、可愛くねぇから無理だ。』


『何言ってんの、ワタシ可愛いでしょ！』


『う、・・・うん。』


『ね、だからお願い。』


『と、行ってますがムーさんどうします？』


『知らんがな。』


ムーさんの妥当な答えに僕は何も言い返す事が出来ず、


『ムーさんに連れて帰ってもらえばいいじゃん！』


『だって、あの人ワタシに興味ないもん。』



いやいや、オレもオメーには興味ねーよ。


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で、ディスコ到着。



『ムーさん、何か昔のようですね。』


『せやな。』


『何か、ゴーゴーデビュー当時みたいで、自分ちょっと楽しくなって来ました。』


今日一番ガールは誕生日ガールと連絡を取って僕達はディスコへ入る。


ディスコはガラガラ。


直ぐに発見して、『おめでとう。』を告げる。


ディスコで待っていたのは、女子５人くらいと、うち２人の彼氏？ヒモ？


途中アイス休憩をしたのが良かったのか、僕は完全に復活。


誰か呼ぶまで飲む事を禁止していたムーさんは、飲み初めが遅く、今正に酔いが廻り始め、ガールも居ないのでテンションダウン。


そんな対照的な二人。


トイレに消えて戻って来ないムーさんを心配する今日一番ガール。


『ラン、ごめんね。』


『何で？』


『だって、ランとムーはあんまり来たくなかったでしょ。』


『ううん。そんな事ないよ。』


『だって、ムーはトイレから戻って来ないし。』


『違うよ。多分あそこでタバコ吸ってるだけだよ。』


『ちがうよ。ムーは多分帰りたいんだよ。』


終始気を使う今日一番ガール・・・、なかなか良い子じゃねーか。


一気飲みゲームにかなりの確率で負ける今日一番ガール・・・、なかなか良い子じゃねーか。


あまり酒に強くないみたいで、泥酔していく今日一番ガール・・・、なかなか良い子じゃねーか。



で、時計は５時を廻る。


この店は閉店だという事で、店を変える事に。



ガール達の彼氏か友だちかヒモか分からない肉食系男子２人が車で登場。


そこに僕達は乗り込んで、ディスコのハシゴ。


が、ディスコの入り口で何やら姉さんがモメている。


『ね、姉さん、どうしたの？』


『ランとムーはおkだけど、あの二人がサンダルだから店に入れないって。』


『うんうん。だったら僕の靴貸してあげるよ。』


『オレの靴も貸したんで。』


『２人はどうするの？』


『帰って寝る。』


『ダメダメ！それだったら意味ないよ。』


『いやいや、僕の誕生日じゃないし、姉さんの誕生日だから。』


『もうディスコは止めて、ご飯行きましょ。音楽ないけど良いでしょ、ラン。』


もうない方が良いです。


で、ご飯を食べに行く事に。



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アドレスransan@hotmail.co.jpまで


つづく


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