マイペンランちゃん

この前またスクンビットのカラオケに行って来ました。


と言っても、前に行った店とは違う店。


４人で行って、他の３人には申し訳ないけど、容赦なく即選んだ。


遠目で見ると可愛かったそのガールは、隣に座ると・・・結構歳逝ってますよね？


自分で選んだから仕方ない。


普通に２時間過ごして、普通に帰った。


僕が部屋に着いたくらいにキッチリ電話があり、『今から一緒にご飯行こうよ？』


ほうほう、なかなか積極的なコですね。


つづく・・・


ランさん頑張れ！！！
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では、つづきです。




何年ぶりになるかのムーさんと僕の同時ペイバー。


『ちょっと、ちょっと、ムーさんのガール全然可愛くないじゃないですか！』


『せやな。ランさんの方も大してやで。』


『とりあえず何か食べに行きますか？』


『せやな。確か前はこんな感じで飯とか行ってたな。』


久々のペイバーでちょっとテンション上がり気味の僕達。


『何か食べたいものある？』


『ううん。何でも良いよ。』


『じゃあ、和食でも洋食でもなくて、パタヤで一番安いタイ料理屋に案内しておくれ。』


『おk。』


ソンテウに乗って、何処かのレストランに連れて行かれる。


『てか、何で始めは友だちをすすめて来たの？』


『だって、友だちの方が若いし可愛いし、友だちがランの事が良いって言ってたから。』


『ふむふむ。なるほど。なるほど。』


『ランはカッコいいからワタシだと無理だと思ったから。』


『何、何？もう一度言って。』


『だから、ランはカッコいいから・・・。』


『何？何？？分からないもう一度・・・。』


と、酔ったテンションで話していると、ムーガールが、



『あなたカッコいいから・・・。』
日本語で訳して来る。



分かってるっつうの。ただ、言わせたいから何度も聞いてるだけ。



空気の読めないムーガールにムーさんはちょっと苦笑い。



ランさん頑張れ！！！
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『ランは女いっぱいでしょ！』


『そんな事ないよ。』


『絶対いっぱいだよ。』


『この下りウザイのでヤメて下さい。』


『・・・・・。』



タイ飯屋でタイ飯食べて、ムーさんも僕も限界。


『ムーさん、限界っす。自分眠いっす。』


『せやな。ホテルもどろうか。』


『ラン、ホテル何処なの？』


『ぶっちゃけ、分からんです。そもそもここは何処ですか？』


『分からないと帰れないよ。』


分からないと帰れない。


うんうん。


それは僕も分かる。



『ムーさんは分かってるんですよね？』


『分からん。』


『自分、ホテルの名前すら分からんス。』


『大丈夫やで、こんな事もあろうかと、ホテルから名刺持って来たから。』


『おおおおおおおぉ！』


ムーさんの大人な感じにちょっと感動。


ガール達にホテルの名刺を渡して、


『ここに連れて帰って下さい。』



あんまり可愛くないガール２人を連れて、僕とムーさんはホテルに戻った。




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つづく


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