マイペンランちゃん

お迎えに上がると、マック前の公衆電話の中で電話をしているレディーが目に入る。

カエル様。

カエルの小芝居に乗って上げる優しいランさん。

気付いてない振りをして、通り過ぎる。

後ろから『ゲロワァー！！』と抱きついて来る。

今日のカエルはテンション高い。

あの、ブス可愛いカエルちゃん・・・・・。

ブスじゃねぇ！！

カエルちゃん！！顔がちょっと違う！！！！！

ブス可愛いじゃなくて、本当に可愛いに変わっている！！

おい！おい！イジッタんか！？

『カエルちゃん、顔見せて！！！』

『恥ずかしいケロ！！』

走ってマックの中に入るカエルちゃんを追いかけてムーさんの待つマックへ。

カエルちゃんはムー先輩の隣りに座り、ムー先輩に

『ティーラック！！久しぶり。』

戸惑うムー先輩。

というのも、カエルさんはもの凄い人見知りで、ムー先輩と会うのは３回目だけど、二人が話しているのを見た事が無い。

カエルちゃんの照れ隠しが見え見えで、見ていて微笑ましい。

カエルちゃんの正面に座って、カエルちゃんの顔を改めて見てみる。。。

『謎は全て解けた！！！』

ラン：カエルちゃん、歯見せて！！

カエル：ダメ！！恥ずかしい！！！

そうです。カエルさんは強制矯正始めたみたいです。

矯正で奥歯を抜いて、アゴが少しシャープになって、チョイ出っ歯が無くなって・・・。

ブス可愛いから可愛いにチェンジしたみたい。


マックの<チージーポテト←マジ美味しい。を食べ終わる頃、カエルの友達到着。

そう。ムー先輩の今夜のデリバリーレディーです。

探す気力を失ったムー先輩の為に、カエルの友達を呼んでもらった。

細身の背の高い、奇麗な感じのレディー。ムー先輩によると普通らしいけど・・・。僕は奇麗なレディーと思いました。

待ち時間２時間を計算してたけど、意外と早く全員集合。

揃ってホテルへ向かう。

つづく



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