マイペンランちゃん

ベッドの部屋に行くと、カエルはベッドをチェック。

『さっきまで女はここで寝てたの？』

ラン：そうだよ。ここに寝てた。でも本当にヤッテナイ！！

ていうか、ヤレテナイ。アンタのせいでね！！

『ここで寝るのは嫌だ！！』
そう言うとカエルはソファーの部屋に行き、ソファーで寝ようとしている。

ラン：風邪引くからベッドで寝た方が良いよ。

説得から１０分、カエルはベッドの部屋に来る。

カエル：女は右と左、どっちに寝てたの？？？

カエルはナナコの寝ていた方とは反対側に寝転んだ。

カエル：明日は一緒に居てくれるの？？

ラン：仕事終わったら連絡するよ。

カエル：女一緒はダメだからね！！！

ラン：はい。。。。。

カエル：ランは何時帰るんだっけ？？

ラン：明後日の朝帰るよ。
とっさに嘘を付いてしまった。。。

ラン：そう言えばさっき、廊下で女とすれ違わなかったの？？

カエル：すれ違ったよ。

ドキドキ・・・・。まさかナナコに何か余計な事を言ってないだろうな。。。

ラン：何か話したの？？

カエル：ううん。話してないよ。あの女は

仕事だから許してやったわ！！


自分の事は棚に上げて高々と声を上げて笑うカエル。

カエル：私もあの女と仕事は同じだけど、ランと居るのは仕事じゃない！！だって、ランは私の

フェーン
でしょ。

あれれッ！！？さっき僕は言いましたよね。カエルは恋人じゃないし、一番でもないって・・・・。

僕が言った事は全てリセットされた訳ですね。

ナナコの事を考えながら僕はやっと眠りについた。
永い夜だった。

だけど、だけど、だけど、、

まだ終わらなかった。

つづく



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