マイペンランちゃん

一瞬ドキッとしたけど流石にナナコにカエルから電話は無い。
プンプイから電話みたいで、カエルはムー先輩の部屋にまで電話して、怒鳴り込んで行ったみたい。
僕とムー先輩の部屋はフロアーが違うのにカエルの執念はスゴい。

プンプイは帰るみたいだからナナコも帰るna。

ヤッてないけど仕方が無い。

ナナコは一言ランはバカna。

ヤッテナイけど悪いのは僕なので、チップを払う。
ナナコは服を着替えようと服を脱ぐ。

脱いだはずの服をまた着る。

『この服可愛いから着て帰る。明日取りに来て！！待ってるから。。』

と言うと、僕の携帯を持って来て電源を入れる。

『電源入れると危ないよ！　カエルから電話来るかも。。。』

ナナコは僕の携帯に自分の番号を登録して・・・・。

予想通り登録の途中にカエルから着信。

ラン：出る危ない！！

ナナコ：分かってる。大丈夫だから！

と言って鳴り止むのを待って登録再会。
登録の後はメールをチェックされる。

ナナコ：メールスゴいna！！

ラン：うん。スゴい。

カエルのキレたメールが無数に入っている。

ナナコ：じゃあ今日絶対来てよ！！服はそのとき返すから。待ってるからね。

ナナコが部屋を出る前に今一度部屋の外をチェック。

よし！カエルは居ない。

静かにドアを開ける。。。

僕も部屋に居るのは怖いから、ムー先輩の部屋に行く事に。

部屋を出て、鍵を閉める。１回、２回と鍵を２回転させて、鍵を抜く。

・・・・抜けない！
ちょっとガチャガチャしてもなかなか上手く抜けない。

ラン：ナナコちょっと待ってよ！！


ガチャガチャ

この鍵壊れてるのか！！マジで抜けない！
『クソッ！　もう少し待ってよ！　もう抜けると思うから。』

痛ッ！！！！

『ナナコごめん。もう鍵抜けるから。もう少しだから。』

鍵抜きに夢中だった僕が、ナナコの方に振り返ると、そこにはナナコの姿は無かった。。。。。。。。。。

そこに立っていたのは。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

つづく




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