マイペンランちゃん

ムーさんとムーガールの居るゴーゴーへ久しぶりお出かけ。


店に入るとムーガールは嬉しそうに駆け寄って来て、ハグでお出迎え。


席に着いて飲み物を注文。


『ラン、今日は酔うまで帰らせないから！』


『良いけど、一緒に帰ってくれる？？』


『良いよ！！一緒に帰って、一緒に寝よ！！』


『そりゃあかんやろ。』


ムーさんにきっちり突っ込まれて・・・。



『じゃあ、とりあえずテキーラ１０杯。』



男気注文をして、ムーさんとムーガールと乾杯。



『ランとムーも助けてよ！』



で、僕達も何杯か飲んで１０杯飲みきり。


『おかわりは？？』


その言葉を聞いたムーガールはもう１０杯。


さっきと同じ下りで１０杯空ける。。。


『で、おかわりは？』



さらにおかわりムーガールは１０杯持って来て、本日３０杯。


ムーガールは友達にも手伝ってもらいながら１０杯空ける。



時々知らないガールがワタシも！みたいな感じで来たけどことごとくオメー誰だよ！でガン無視しました。本当はそういうお店なんですけどね・・・。



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テキーラ３０杯以上空けた僕達は結構酔っぱらってしまい、店にも飽きてチェック。


約束通りムーガールを連れて店を出る。


ちょっと酔っているところに花売りのストリートボーイが来たので、説教したらムーガールに逆に説教され・・・。


ムーもムーガールもソムタムが食べたいとかタイ人みたいな事言いやがるので、ソムタムを食べにわざわざホワイクワンに向かう。



フラフラとホワイクワンに着いて、ムーガタ、ソムタムといった料理をビールと一緒に食わされて泥酔の３人は解散。



『ムー先輩はガールと帰るんでしょ？』


『いやー、無理やって。飲み過ぎてもう堕ちそうやわ。』


『せっかくなんで一緒に帰ってあげて下さい。』


『マジでムリやわ。２秒で寝れるわ。』



ムー先輩は酔うと堕ちる。


ゴーゴーの中でも堕ちる。


酔うと兎に角眠くなる。


僕の場合、酔うとヤリたくなる。


一人で帰って寝るとか考えられない。


これが僕とムー先輩の大きな違い。


ムー先輩達と解散してまず携帯チェック。


ほうほう、３名様から連絡きてますね。



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とは言っても２、３時間前。


時計は１時を過ぎようとしていた。


その３名様に連絡してみる。


一人目・・・でない・・・。


二人目・・・ディスコ・・・。


『ラン、今からおいでよ。』


『ムリっす。限界宜しくです。』


『帰る時連絡するね！』


『ムリっす。待てんス。』


で電話を切って３人目・・・。


『何で電話出ないの！？』


『会社の偉い人が一緒だったから・・・、偉い人の前で女の子と話すの良くないから・・・。』


なんつって。


『ホントはオンナ一緒だったから出なかったんでしょ！？』


『オンナが一緒の時は電話に出るよ。』


『じゃあ、今オンナ一緒なんでしょ！！』


オメー、なんかオモシれーな。


『残念ながら今は一人ッス。』


『今何処に居るの？』


『ホワイクワン。』


『逆に今何処？』


『タニヤの近くだよ。』


『１５分で行くから待ってて！！』


ガールとの約束を守る為に僕はタニヤへ向かった。



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つづく


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