マイペンランちゃん

で、目が覚めたのは１３時前。


隣を見るとガールの姿は無い。


起きてとなりの部屋に行くと、ガールはテレビを見ている。


『もう起きてたんだ。』


『ランの目覚ましウルサいよ。』


あっ！今日は１３時から約束があった！


時計の針は１２時４５分。


絶対に間に合わねー！


ランさん頑張れ！！！
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急いで顔だけ洗って、服を着替える。


『どうしたの？何処かに行くの？』


『うん。ごめん。１３時から約束あった。だから目覚ましを１２時にセットしたの忘れてた。』


ガールは頷くと服を着替え、一緒に部屋を出る。


『てか、次いでだから送ってよ。』


『ええー！既に遅刻が確定しているんですけど・・・。』


『ここから直ぐだから。無理だったら別に良いよ。』


『分かったよ。』


優しさが売りの僕はガールを家まで送ってあげる。


確かに近いけど、歩けないっす。



ランさん頑張れ！！！
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『ねぇ、今度一緒にランのところで泳ごうよ。』


『うん。そだね。まだ行った事無いし。』


『そうなのっ？勿体ない。』


君が僕の部屋に来る事はもう二度と無いんですけどね。。。


そんなどうでも良い会話をしていると、ガールのアパート下に到着。


『ここがワタシの部屋だよ。』


『へぇー、そうなんだ。』


『奇麗じゃないでしょ。』


う、うん。


『そんな事ないよ。』


『部屋にはエアコンも無いんだよ。』


『そうなんだ。。。』


『ちょっとだけ部屋に寄って行く？』


『ホントに時間無いから、また今度ね。』



また今度は無いんですけどね。。。



ガールとサヨナラして、僕は次のガールとの約束の場所へと向かった。


ちなみにこのガール・・・ぱたさんと訪れたタニヤガールでした・・・。


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つづく


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