2011.04.28
100点の答え。
では、つづきです。
ムーガタの店にプイちゃんと入って、席に着くとプイちゃんの目から涙が溢れる。
ちょっと、ちょっと、なんなんですか!?
『どうしたの?』
『ううん。何でもない。』
何でもなかったら泣く訳ないですよね・・・。
『何か取って来るけど、何か食べたいものある?』
『ううん。特にない。』
涙目のプイちゃんを置いて、僕は席を立つ。
僕達の席以外は、どの席もワイワイして楽しそう・・・。
てか、何であんなにテンション低いのか・・・。
重い空気の席に戻り、プイちゃんに聞いてみた。
『ねぇ、何でそんなに元気ないの?』
『うん。何でもない。』
いやいや、何でもなかったらそんな顔にはならんでしょうが・・・。
『何でもなくないよね?どうしたのか言ってよ!』
『・・・・・。』
オメー泣いてんじゃねーよ!
ランさん頑張れ!!!
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『だから何なの?言わないと分からないよ。』
『あのね、ランの事なんだけど・・・。』
そんな事分かってます。
『僕がどうしたの?』
『ワタシはランが何考えてるのか分からない。』
僕も分かりません。
『この前の事なんだけど、ワタシはいつもはあんな事しないんだからね!!』
『そうなんだ。』
『そうだんだ。じゃなくて、ワタシはランの事が好きだったから、好きになったからあんな事したんだからね!』
『そうなんだ。』
『ランはワタシの事どう思ってるの!?』
『そうなんだ。』
『バカじゃないの!真面目に言ってよ!』
真面目か!
『前にも言ったけど、僕には一緒に住んで居る彼女が居るし、プイちゃんが可愛いと思ったからあんな事になりました。』
『ワタシの事は好きじゃないって事なの!?』
『可愛いと思うし、好きって気持ちもあるけど、プイちゃんは彼女じゃないよ。』
『ヒドいよ!』
『何がヒドいの?だって、プイちゃんにだって彼氏が居るし、プイちゃんは断る事も出来たんだよ。けど、プイちゃんは断らなかったんじゃないの?』
『そうだけど・・・。けど、ヒドいよ。。。』
『プイちゃんはどうしたいの?』
『分からないよ。どうしたら良いか分からないから困ってるんでしょ!』
『そんなに深く考えない方が良いよ。』
『考えるわよ!だって、彼氏よりもランの事の方が気になるもん!あの日以来、ずっとランの事ばかり考えてるもん!』
『何で考えるの?ただのナンパだよ。』
『分かってるよ。ナンパなんて今までもあったよ。けど、一度も連いて言った事ないし、興味もなかった。けど、ランは違うの!』
だから、僕が日本人だからですよね?
『ふーん。』
『何なの!信じてないんでしょ!そりゃ、ランには連いて行ったから・・・。』
『多分それは僕が日本人だから、珍しかったんでしょ?』
『だから日本人とか関係ないよ!自慢じゃないけど、日本人にだってナンパされた事あるんだから!!けど、連いて行ってないよ!』
『そうなんだ。僕の何が良かったの?』
『それは・・・、ランは自分の事をハッキリ言うし、一緒に居てスゴく楽しいし・・・、突然、ヤロうや。とか抱いてくださいって言え。とか、パンティー頂戴。とか・・・頭オカシイしいし・・。』
後半の部分は、褒めてるんじゃなくて、貶してますよね??
ランさん頑張れ!!!
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『要するに、頭がおかしいから好きなの?』
『そうじゃないよ。そうじゃないけど、そうなのかな・・・。けど、ランの事をもっと知りたいの。』
知りたいも何も、欲望をそのまま言葉に出しただけなんですけどね・・・。
『プイちゃんの気持ちは分かったよ。けど、僕は彼女と別れる気はないし、プイちゃんも彼氏と別れる事もないからね。』
『じゃあ、どうしたら良いの?』
『とりあえず、ムーガタ食べよう。』
『バカ、真面目に考えて!!』
真面目か!!
『ハッキリ言って、今日のこの会話、全然楽しくないし、全然興味も無いよ。来るんじゃなかったって思ってる。』
この一言で、プイちゃんから大粒の涙が溢れる。
『ゴメンね。ラン・・・。』
『謝る事はないけど、泣くのはズルいと思うし、泣く奴は嫌いだから、帰るよ。』
『何で帰るの!!お願いだから帰らないで!!』
『ゴメン。』
『帰りたいの?ワタシの事が嫌いだから帰りたいの?』
『うん。今日は帰るよ。』
『分かったよ・・・。けど、もう泣かないから、絶対に泣かないから、ランからの電話待ってても良い!?ワタシからは電話しないように頑張るから。』
オ、オメー、ここに来て100点の答えじゃねーか!!
『うん。分かった。』
『絶対だからね!!絶対電話してよ!』
あれっ、『待ってる。』から『絶対に。』って、強制に変わってますよね?
『じゃあね。』
僕は泣いているプイちゃんを置いたまま席を立ち、部屋に戻る。
日本語では言いにくい事も、タイ語では言えるもんだなぁ。と感心しながら・・・。
部屋に戻り、ムーさんに報告すると、
えっ!!もう帰って来たん!!
と、ムーさんを別の意味で驚かせてしまった。
ムーガタの店でほぼ何も食べる事の出来なかった僕は、ムーさんと一緒に屋台へ向かった・・・。
けど、プイちゃんの電話しないように頑張る!っていう頑張りはあまり永くは続かなかった。。。
ランさん頑張れ!!!
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つづく
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ムーガタの店にプイちゃんと入って、席に着くとプイちゃんの目から涙が溢れる。
ちょっと、ちょっと、なんなんですか!?
『どうしたの?』
『ううん。何でもない。』
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『何か取って来るけど、何か食べたいものある?』
『ううん。特にない。』
涙目のプイちゃんを置いて、僕は席を立つ。
僕達の席以外は、どの席もワイワイして楽しそう・・・。
てか、何であんなにテンション低いのか・・・。
重い空気の席に戻り、プイちゃんに聞いてみた。
『ねぇ、何でそんなに元気ないの?』
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『・・・・・。』
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そんな事分かってます。
『僕がどうしたの?』
『ワタシはランが何考えてるのか分からない。』
僕も分かりません。
『この前の事なんだけど、ワタシはいつもはあんな事しないんだからね!!』
『そうなんだ。』
『そうだんだ。じゃなくて、ワタシはランの事が好きだったから、好きになったからあんな事したんだからね!』
『そうなんだ。』
『ランはワタシの事どう思ってるの!?』
『そうなんだ。』
『バカじゃないの!真面目に言ってよ!』
真面目か!
『前にも言ったけど、僕には一緒に住んで居る彼女が居るし、プイちゃんが可愛いと思ったからあんな事になりました。』
『ワタシの事は好きじゃないって事なの!?』
『可愛いと思うし、好きって気持ちもあるけど、プイちゃんは彼女じゃないよ。』
『ヒドいよ!』
『何がヒドいの?だって、プイちゃんにだって彼氏が居るし、プイちゃんは断る事も出来たんだよ。けど、プイちゃんは断らなかったんじゃないの?』
『そうだけど・・・。けど、ヒドいよ。。。』
『プイちゃんはどうしたいの?』
『分からないよ。どうしたら良いか分からないから困ってるんでしょ!』
『そんなに深く考えない方が良いよ。』
『考えるわよ!だって、彼氏よりもランの事の方が気になるもん!あの日以来、ずっとランの事ばかり考えてるもん!』
『何で考えるの?ただのナンパだよ。』
『分かってるよ。ナンパなんて今までもあったよ。けど、一度も連いて言った事ないし、興味もなかった。けど、ランは違うの!』
だから、僕が日本人だからですよね?
『ふーん。』
『何なの!信じてないんでしょ!そりゃ、ランには連いて行ったから・・・。』
『多分それは僕が日本人だから、珍しかったんでしょ?』
『だから日本人とか関係ないよ!自慢じゃないけど、日本人にだってナンパされた事あるんだから!!けど、連いて行ってないよ!』
『そうなんだ。僕の何が良かったの?』
『それは・・・、ランは自分の事をハッキリ言うし、一緒に居てスゴく楽しいし・・・、突然、ヤロうや。とか抱いてくださいって言え。とか、パンティー頂戴。とか・・・頭オカシイしいし・・。』
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『そうじゃないよ。そうじゃないけど、そうなのかな・・・。けど、ランの事をもっと知りたいの。』
知りたいも何も、欲望をそのまま言葉に出しただけなんですけどね・・・。
『プイちゃんの気持ちは分かったよ。けど、僕は彼女と別れる気はないし、プイちゃんも彼氏と別れる事もないからね。』
『じゃあ、どうしたら良いの?』
『とりあえず、ムーガタ食べよう。』
『バカ、真面目に考えて!!』
真面目か!!
『ハッキリ言って、今日のこの会話、全然楽しくないし、全然興味も無いよ。来るんじゃなかったって思ってる。』
この一言で、プイちゃんから大粒の涙が溢れる。
『ゴメンね。ラン・・・。』
『謝る事はないけど、泣くのはズルいと思うし、泣く奴は嫌いだから、帰るよ。』
『何で帰るの!!お願いだから帰らないで!!』
『ゴメン。』
『帰りたいの?ワタシの事が嫌いだから帰りたいの?』
『うん。今日は帰るよ。』
『分かったよ・・・。けど、もう泣かないから、絶対に泣かないから、ランからの電話待ってても良い!?ワタシからは電話しないように頑張るから。』
オ、オメー、ここに来て100点の答えじゃねーか!!
『うん。分かった。』
『絶対だからね!!絶対電話してよ!』
あれっ、『待ってる。』から『絶対に。』って、強制に変わってますよね?
『じゃあね。』
僕は泣いているプイちゃんを置いたまま席を立ち、部屋に戻る。
日本語では言いにくい事も、タイ語では言えるもんだなぁ。と感心しながら・・・。
部屋に戻り、ムーさんに報告すると、
えっ!!もう帰って来たん!!
と、ムーさんを別の意味で驚かせてしまった。
ムーガタの店でほぼ何も食べる事の出来なかった僕は、ムーさんと一緒に屋台へ向かった・・・。
けど、プイちゃんの電話しないように頑張る!っていう頑張りはあまり永くは続かなかった。。。
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