マイペンランちゃん

つづきです。

そのブス可愛いタイプなレディーを見て、

『ムーさん！！あのレディー！ブス可愛いです！！！』


『そうやなー。。。』
ムーさんとは全く好みが違うので、同感を得るのは難しい・・・。

『ランさん、あの顔好きやな！！どう見ても、カエルちゃんやん！！』

薄々は気付いてた。。。

薄々は分かっていた。。。

カエルちゃんに似ていると言う事を。。。

ブス可愛いカエルちゃんを、可愛い感じにしたのが、優様。

そうです。好きな顔なんです。

バカラのカエルちゃん。通称ケロちゃん。

ケロちゃんを呼ぶか、呼ばないか悩んでいる時に、先ほど２Fで話していた蜂子が１Fに降りて来る。

蜂子は僕を見つけると、
『ラン、明日はお店全部休みだよ！！　だから今日一緒良いでしょ！？』

最初は言っている意味が分からなかった。

『蜂子はウソを言っているんじゃないのか』くらい思っていた。

蜂子が横に座って、PBのおねだり。

ケロちゃんを探すもケロちゃんを見失う。。。


多分、『蜂子とケロちゃん、どっちが可愛いと思いますか？？』とアンケートを取ると、９０パーセントは蜂子と言うに違いない。

タイミングも大事！！と考えて、ブス可愛いケロちゃんを諦めて、蜂子を連れ出す。


タイ人と言うよりも、ロシア人みたいな小奇麗な顔をした蜂子。
この蜂子を連れ出した事によって、また新しい事件世界を見る事になろうとはこの時の僕はまだ知るはずが無かった。。。

何で何時も巻き込まれるのか・・・。。。


トラブルメーカーランさん

つづく




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