マイペンランちゃん

続いて入店。
店に入り直ぐに視界に飛び込んできたのは
山田　優
彼女にはその名前が相応しい。
この数日間の滞在で見た中で一番のど真ん中！！

キター！！

ラン：あの娘可愛い！！　可愛いです！！

ムー：確かに可愛い。でも横の娘も可愛い！

全体的にレベルが高いイメージ。
ラン：あの娘呼んでみます。

呼ぼうとした瞬間、横に一人のレディーが現れる。
レディー：アナタカッコイイ！　ワタシのタイプです。

自分よく絡まれるッス・・・・

レディーは日本語少しできるみたいで親しげに話してくる。
顔も日本人好みで結構可愛い。

例えるならアッキーナ。

アッキーナ：一緒に帰る。私可愛くないですか？嫌いですか？

と言いながら膝の上に座ってきたり。。。かなりベタベタして来る。
決して可愛くない訳ではない。　むしろ可愛い方。うん、確かに可愛い。
日本語も多少は出来るし、愛嬌もある。自分にも多少は興味がありそう。
一緒に帰ればそれなりに楽しいと思う。
けど、それじゃあ勝てないんですよね
山田　優
には・・・・・。

ラン：一緒には帰れない。ゴメンネ。

アッキーナ：他にタイプな女いますか？何番ですか？

僕は山田優の番号を告げる。
アッキーナ：分かった。呼んであげる。

と言う言葉を残してアッキーナは席を立つ。

・・・・・５分経過。

山田優は現れない。
カウンターに座っていた自分はふとステージを見上げる。
目の前で誘惑のダンスを披露しているのはまぎれもなくアッキーナ。

そんなダンスされても・・・・山田優を探す。。。。
居ない！　僕の山田優が居ない！
後ろを探すと、ファランと飲んでいる。ファランから取り上げる勇気も自分には無く・・・

ラン：ムーさん、良い娘いますか？　

ムー：居るには居るけど、選べへんねん！

ラン：じゅあ、店出ますか？

アッキーナがダンスで居ない間に逃げるようにチェックする。
後ろ髪を引かれる思い出店を出る。

山田優絶対迎えに来るからね！！





　牛氏さん、バイクに乗ってみました。

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