マイペンランちゃん

チェックしてほろ酔い気分で店を出る。



いよいよですね！！


いよいよ僕たち結ばれるんすね！！！！！



金さんを乗っけて発進。



『ラン君はシャワー浴びてきたの？』



何なんすか？このフリは？？


ランさん頑張れ！！！
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『はい。浴びて来ました。』



『ワタシも浴びてきたけど、髪の毛くさくなっっちゃったかな・・・。』



『多分大丈夫だと思いますが・・・。』



『そうだよね。どうせ寝るの一人だし。』



オメー今、聞き捨てならねぇ事言ったよな？



『どういう意味ですか？？』



『どうせ寝るの一人だから、臭くてもどうでも良いって事。』



オ、オメー、今遠まわしに一緒には帰りません宣言したよな！



『・・・・・。』



何度も言うけど、俺はヤレル時はヤレル、ホントは出来る男なんだよ！


ランさん頑張れ！！！
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『金さんはもう帰るおつもりなのですか？』



『どこか行きたいところでもあるの？もう３時廻ってるわよ。』



行くところは一つしかねーじゃねーか！



『ぼ、ぼくの部屋に来ませんか？？』



『無理ですわ。時間が時間ですし。ラン君も明日仕事ですし。』



『僕は大丈夫です。』



『ダメよ。ラン君が大丈夫でも、ワタシが大丈夫じゃないわ！』



だから、だから、だから、何が大丈夫じゃねーんだよ！！


ランさん頑張れ！！！
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『ワタシは帰ります。』



『はい。。。。分かりました。。。。』




ガラスのハートの僕がこれ以上押せるわけもなく、金さんを家まで送り届ける・・・。



だから何なんだよ！！


これから家に帰るって言うのに、何で後ろから抱きついてくるんだよ！！



金さんの意味の分からない行動がメンドクサクなって来て、どうでも良くなってきて・・・。



帰るんならとっとと帰りやがれ！！



マッハで送り届け、金さんを下ろし、



『ラン君、もし本当に恋人になりたいんだったら毎日電話して。』



しねーよ！話すこともねーし！



メンドクサクなった僕はそんなバカ金を半分無視してマッハで家に帰った。。。



あんまり人を舐めんじゃねーぞ！！！！


ランさん頑張れ！！！
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アドレスransan@hotmail.co.jpまで


つづく


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