マイペンランちゃん

『カナちゃんと居る時ってよく連絡来るね。』



『そうですよ。だからてっきりウマくいってるんだと思ってました。』



『普段はほぼ連絡ないっす。。。』



『何で出ないんですか？』



『解散した後に、関係無いとは言え他の女の子と会ってるのって良くない気がするし、特に用もないと思うので放置ですよ。』



『確かに解散した後に私に会ってるっちうのもちょっと微妙ですね・・・。』



金さんからの着信を放置。



『そろそろ明日も仕事だし帰りますよ。』



で、解散。


ランさん頑張れ！！！
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部屋に戻っても金さんからの連絡があったのでとりあえず電話に出てみる。



『どうしたんですか？』



『ラン君こそ何してたの？』



『マッサージしてました。。。』



『そうなんだ。』



『金さんこそどうしたんすか？』



『・・・・・、これからワインでも飲みに行かない？？』



オ、オ、オメーってヤツは！



バリ行く前に決めに来やがったか。



バリ行く前に股広げる気になりやがったか！


ランさん頑張れ！！！
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『自分は構いませんが、時間的に金さんはダイジョブなのですか？』



『えぇ。今日は大丈夫よ。』



時計の針は11時を廻ろうとしている。



『けど、この時間だとワインのお店は閉店するわ。』



『じゃあ、他の店に行きますか。』



『そうね。』



金さんを迎えに行き、他の店に行ってみた。



席に案内されてビールを頼んで乾杯。



しばらくすると、2人組のガールが隣の席に座る。



『ラン君、あの子覚えてる？』



二人組のガールを見ると・・・。



覚えてるも何もおっぱいガールじゃねーか。



『もちろん覚えてます。』



一緒に年越しした金さんの友達ガールが偶然同じ店に来て、偶然隣のテーブルに座った。



隣と言っても間に観葉植物が置いてあり、金友ガールは僕たちに気が付いていない。



酒のせいとは言え、オッパイやらお尻を触ったことに変わりはない。



ちょっとキマズイ感があったけど、そんなことを知らない金さんは彼女の元に行って何やら話している。



金友は僕の方を向いて手を振って来る。



今日も良いんすかね？



何事もなかったのように手を振り返して、特に金友ガールと合流することもなく、ほろ酔いになった僕達はチェックする。



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アドレスransan@hotmail.co.jpまで


つづく


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