マイペンランちゃん

ファミリーマートで待つ事１０分。


向こうに人影が見える・・・。



『おい、久しぶりじゃねーか。』


『ランも元気そうだね。』


『てか、歳取ったね。。。』


『そうかな・・・。』


やはりアカラサマに元気が無い。


『ラン、本当にデキル？』


『うん。ヤル気で来たけど・・・。』


『じゃあ、ランの部屋に行こう。』


ちょっと大人になったのか、前のオバカな空気はなく・・・、ちょっと寂しい・・・。


ランさん頑張れ！！！
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『ラン、手繋いでも良い？』


『どうしたの？』


『横断歩道渉の危ないから、手繋いでよ。』


ムード作りからですね！！



ファービーに手を握られて横断歩道を渡って部屋に上がる。



『ワタシの部屋今月で契約更新だから、この部屋譲ってよ。』


『ヤダよ。』


『だってワタシが見つけたんだよ。』


『そうだけど、それとこれとは話が別だし、引っ越しするのメンドクサいし。』


『オンナはいっぱい来た？』


『いっぱいは来ないよ。』


『ワタシ今仕事に行ってるんだよ。月に３回くらいだけど、飲むだけで。』


『そうなんだ。で、彼氏とはどうするの？』


『分からない。ワタシからは何も聞かないし、言わない。』


『何で聞かないの？聞かないと何も終わらないよ。』


『オンナが居ても良いの。ホントは良くなけど・・・。』


ヘタな事言って、ホントに別れる事になったら今の生活が出来なくなるのが恐いんですよね？


ランさん頑張れ！！！
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『今はカレシが全部養ってくれてるんだよね？』


『うん。彼氏お金いっぱいあるから・・・。』


『もし別れたらどうするの？今の部屋だって彼氏が払って、彼氏と一緒に住んでるんだよね？』


『そうだけど、もし別れたらワタシがこのままあの部屋に住むつもり。』


多分オメーじゃ払って行けねーよ。




『ワタシさっきシャワー浴びて来たけどもう一度浴びた方が良い？』


『どっちでも良いけど、とりあえずシャワー浴びて来るよ。』



僕がシャワーを浴びて戻ると、


『やっぱりシャワー浴びて来る。』


ファービーもシャワーを浴びていよいよベッドイン。


『ラン、デキそう？』


『大変申し訳ないのですが、既にヤル気満々になってます。』


ファービーはブチュブチュとキスして来ながら、ハァハァ吐息を漏らしている・・・。


オメー、どんだけやりたかったン！


『ホントに久しぶりなの。』


『だよね。同棲が長くなると、そんなもん飽きるよ。』


『やっぱり男ってそうなんだ。ワタシ彼氏以外本当にヤッテナイし・・・。』


『で、どのくらいヤッテナイの？』


『彼氏とは２ヶ月以上。彼、海外にもよく行くから。』


『で、僕とヤルのはどれくらい振りだったっけ？』


『覚えてないよ。４、５年前。しかも、ヤッタのって１回か２回だけだよね。』


『そうだね。』


『しかも、最後はワタシの部屋で、ランはヤッてくれなかったよね・・・。』


この人よく覚えてますね！


ランさん頑張れ！！！
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『そうだったっけ？』


完全に欲求不満ファービーはギンさんを握りながらブチュブチュとキッス。


『ラン、コンドームあるでしょ？』


『うん。あるよ。』


『けど、何に使うの？』


『ワタシコンドーム無しで口でした事無いから、コンドームかして。』


『オメー、抱いてもらう分際でゴム付けてとかナンスか。』


『だって、ゴム無しでした事ないもん。』


『オメーなら出来るよ。』


ファービーはギンさんをクワえると、デリガールと同じくらい頑張る。


『ラン、気持ち良い？』


『ぎもぢいいです。』


ファービーにしっかり頑張ってもらって、４、５年ぶりに僕達は結ばれる。



コンダームの袋を破りながら、とりあえずファービーに挿入。


『とりあえずダーム付けるからちょっと待ってね。』


『・・・・・今入れてるよね？』


『あれっ？入ってる？』


『どう考えても、もう入ってるよ。コンダームはまだランの手にあるよね。』


『うん。今袋から出してる。』


『ラン、ワタシ本当にないんだからね！！コンダーム付けずにした事！！』


『そうなんだ。』


少しだけ腰を振ると、ファービーさんはエロい声を出す。


『もうコンダームとかどうでも良いから、ラン早くヤッてよ！！』


彼氏にフラれそうだからヤケクソなんすね。


『ダメです！』


僕は妹事件を肝に銘じてコンダームをキッチリ装着。


『悪いけどアバラが痛いので、ファービーさんお願い出来ますか？』


『分かった。やってみる。』


ファービーは一生懸命頑張る。


と言っても自分が気持ち良いだけなんでしょうけどね。



『ラン、ワタシ下手になったでしょ。』


んなもん知らねぇ。


『ランはスゴく上手くなったね。』


オメー、何様だよ。


オメーに何が分かるって言うんだよ。



４、５年前に１度か２度だけ抱いた事のあるファービーに褒められて？


アバラの痛みを我慢しながら僕も頑張る。



『ファービーさん、そろそろ逝きそうです。』


『ダメ！！ラン、まだダメ！！』



欲求不満過ぎるファービーがドえらいドスケベな声を出すのが笑けて来る・・・。


ヤベー、笑けて逝けそうになくなってきた。。。


ハァハァ言いながらファービーは無事フィニッシュ。


『ランも逝って。お願いだからランも逝って！』


ファービーさんに励まされながら、ファービーさんに頑張ってもらって、何とか果てた。



ファービーはベッドから出ると、シャワーに行くのではなく、ティッシュを持って来て、ギンさんを奇麗に拭いてくれた。


オメー、ちょっとだけ優しくなったな。



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つづく


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