マイペンランちゃん

何日間か寒い日が続いて今度はもの凄い雨。



雨もかなり長時間降り続けていた。



道は一瞬にして洪水状態。



そんな景色を見ながら、『日本はホント大変だね。』とエルさん。



『そうだね。』



『日本は自然が沢山の物を壊して行った。やっぱり自然の力はスゴい・・・。けど、タイでは自然はそんな事しないのに、赤軍やら黄軍が壊して行く。タイは悲しい国だね・・・。』



エ、エル！


ちょっとオメーの事見直したよ。



と思ったけど、エルの顔を見ると、言ったった感を出していたので無視しました。



ランさん頑張れ！！！
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僕は時々遊びに出かける。



ゴーゴーなんてもう飽きた！と言いながらも、時々行く・・・。



そんなことはエルさんは知らない。



まだ一度もバレた事がない・・・。



ゴーゴーだけじゃなく、お風呂やさんにも。



勿論可愛いコが居れば入浴します。。。





そんな中、ムー先輩からメンズスパのオファーが。




僕はメンズスパの経験は無い。



メンズスパと言えば聞こえは良いけど、言ってみればテコキ



本番無しのテコキだけって逆に萌える。。。



『行きますか？』のムーさんの質問に二つ返事どころか、被り気味に『行くっス！！』




店に入ると小さな受付カウンターにちょっとお洒落なボーイが。



先客が居たので僕とムーさんは待合室の部屋の中を観察。




壁に掛けてある写真のガール共は何とも美しい！



『ちょ、ちょっとムーさん！こんなに可愛いんですか！！！』



『せやで。メンズスパやからな。』



ムーさんも初めてのクセに常連気取り。。。




『こんなガールなら、僕どのガールでも良いです！！』




『しかもなランさん、２回戦おkやねん。』



ムーさんは僕を誘って来た時から２回戦ってのをやたら押して来るけど・・・あの人そんなに２回抜きたいんかな・・・。



先客が入場されたみたいで、いよいよ僕達の番。



受付ボーイが写真のアルバムをパラパラめくりながらガールを紹介してくる。



『ちょっと、何で写真なん！実物見せてや！』



写真指名にムーさんは納得せず、受付ボーイに言い寄る。



『分かりました。』



受付ボーイはあまりのムーさんの剣幕に恐れをなしたのか、ガールを呼びに・・・。



『ちょっと待った！！』



ランさん頑張れ！！！
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僕はガールを呼びに行こうとする受付バーイを阻止する。



『僕は見んです！僕は実物は見んです！！』



『え～！！何でなん！！絶対見た方がええやん！』



『それは分かってますけど、メンズスパは可愛いんですよね？本番もないからメンズスパは可愛いんですよね！』



『せやで。』



『しかも２回戦なんですよね！？』



『せやで。』



『だったら僕は見んです。写真で選びます！』



『分かったわ。ランさんがそこまで言うんなら・・・。』




渋々ムーさんも納得。




お互い写真でアイドルのようなガールを選んで、いよいよガール登場。




まずはムーさんの選んだガールから・・・。




『だから言ったやん！』




そのガールは写真からは想像も出来なかったガール。




『絶対写真と違うガールですよね？』




コソコソとムーさんと会話する。


続いてガール登場。


僕は廻りを見渡したけど、お客は僕だけ。



やっぱりそうですよね・・・。僕が選んだガールですよね・・・。


写真の方が可愛いとは分かっていたけど、ここまでとは・・・。



けど、今回の目的は本番無しのテコキだけ。＝ヤリタイけどヤレナイ。



なので、実物を見て、実物見て選べないけど無理矢理選ぶ。よりも写真の中の可愛いあのコを気分良く選ぶ。を選択した。




可愛いとか可愛くないとか偉そうに言っているけど、結果、誰とヤッテも逝けるんですけどね。。。



と一番高い１９９９バーツのコースを選んだ事を少しだけ後悔しながらプレイした。










プレイ結果は、『イマイチやったわ！』と言うムーさんとは裏腹に、『また来ても良いかな。』とプレイに満足している僕が居た・・・。





ちなみに一番安いコースは５００バーツくらいでした。




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つづく


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