マイペンランちゃん

勿論ムー先輩はPB。
そして僕も。
ラン：今日は忙しい？

優：うん。今日は２時からパーティーあるから忙しい。

ガビーン！！！

最後の砦がここで崩れた。
最終日のカウントダウンの終わった、一番目出たいこの瞬間に砦が崩れた。
忙しいならこれ以上長いするのは時間の無駄。

ラン：じゃあ仕方ない。また今度ね。

ダンスチェンジで優様はダンスタイム。
最後だし、チップをあげよう！気前良いラン様。
ステージの下に行って、優様にチップを渡す。
踊っている優様はしゃがんで僕に何か囁いている。
電話番号を教えて。終わったら電話するから。

OHH～！！

優様から電話番号聴かれて、電話するとか、なんと光栄な事か。
じゃあワン切りするから　優様電話番号教えて。と優様に僕の携帯を渡す。
優様は優様の携帯に電話するも、圏外です。
優様は紙に書いてくれと言うが、紙なんて持ってない。
席に戻り、ソイチンとムー先輩に紙とペンあるか聴いてみる。
ソイチンが紙はあると紙を出してくれたけど、ペンは無いみたい。
ペンなんてそんなに持ち歩かないし。。。
諦めかけたその時、

そう言えば、自分あるッス！

ムー先輩が高々とペンを掲げる。

まるでラオウ昇天だ。

アナログムー先輩からペンを借りて電話番号を書いて再びステージ下へ。

ステージ下でやり取りしてる僕って、ちょっとベテランの空気出て来たかも。。。
胸にメモを挟んで時間あったら電話してと言い残して、店を出る。

と言っても待っている時間はない。だって電話ある保証はないから。
可愛い娘がいれば、優様の電話は無視すれば良いと考え、外に出てタバコ。
ムー先輩はソイチン居るし、何処で探すか考えながら。
どうしよう。。。時間も無い。。。

その時である！！！！

つづく



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