マイペンランちゃん

エルと部屋に入って、布団臭って・・・。

『やっぱり思った通りだよ！！』

『何が？？』

『みんなランの事が好きって言ってるよ！！』

『あの～エルさん・・・。好きと言われても僕は殆ど話してないよ。』

『うん。けど、ランはよく笑うから。』


やっぱり笑顔はみんなを幸せにするんですね！！


『あとね、みんなランの事カッコいい！！！って言ってるよ。』


カッコイイというか、僕は日本人だからね・・・。


『明日の朝、お寺行くけどランはどうする？？』


どうするも何も行くしかないですよね！？


『一緒に行くよ。』

『ラン。一緒に田舎に来てくれて本当にありがと。』

『ううん。一緒に連れて来てくれてありがと。』


こんな甘い会話の後はお決まりで・・・。


エルに襲われる。


ここまで来ると、エルはランさんが好きなのか、ギンサンが好きなのか・・・？？



ランさん頑張れ！！！
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隣の部屋には２０人以上の大人や子供が居る中、清潔感の無い臭いベッドの上で、オッパジメル。


僕の少ない知識では、夜のオンナはやる事に何の抵抗もないけど、素人の子とはなかなか出来ないと成っている。

家族が横の部屋にいるとか関係ないのかな・・・？

と思いながら。


臭いベッドの上・・・。

やはりランさんのギンサンは・・・。

昨日と同じ下り・・・。

臭いベッドでもエルの御水は止まる事はなく、


ランさん、ノーフィニッシュ！！


流石にここまでフィニッシュ出来ないと、ちょっと不安になって来る・・・。


『ごめんねラン。』

エルも本当に申し訳なさそう。。。


『大丈夫だよ。（多分）』

気分転換でも無いけど、田舎にちょっと興味のあるランさんは、

『ちょっと外散歩して来ても良い？？』

『うん。一緒に行く！』


で、外に出ると、真っ暗。。。

街頭は無く、近所の玄関の明かりのみ。

家の前のハンモックでエルの家族の誰だか分からないオッサンがビール片手にユラユラしている。

僕は、R君とムーさんに報告の義務があるので、デジカメ片手に家の廻りを探索する。

噂通り寒い・・・。

長袖を羽織って探索。

まず外に出て気がついた事は臭い！

糞の臭いというか、そう、動物園の臭いがする・・・。

時折現れるバカデカイ糞・・・。

タイと言えばゾウ。

ゾウサンのウンコかな・・・？

エルに案内されて、家の隣の掘建て小屋らしきところに行く。

そこに眠っているのは・・・ゾウサンではなく・・・。


水牛。


田舎では普通なのかもしれないけど、田舎の知識ゼロのランさんはマジでビックリした。

大きさもはんぱねぇし、数もはんぱねぇ！！


真っ暗闇をしばらく歩いて、写真撮ったり、誰の家のか分からないハンモックでユラユラしたりして、家に戻る。



ランさん頑張れ！！！
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家に戻ると、さっきのビール片手のハンモックオジサンにビールを用意され、家の前に御座も敷かれて、宴会が始まる。

一緒に来たブスなオカマは来てからずっと外のハンモックで揺れていた。

ブスなオカマとエル。僕とハンモックオジサン。４人で宴会。


ハンモックオジサンが何を話してるのかさっぱり分からない。

とにかく飲まされる・・・。

ハッキリ言って、このオジサン僕は苦手です。

エルの表情を見てると、あんまり楽しそうじゃ無い・・・。

エルは気を使ってか、

『ラン、もう眠いでしょ！？』

空気の読めないランさんは

『ううん。眠くないよ。』

そんでしばらくしてまた、

『ラン、眠いでしょ？？』

『ううん。大丈夫だよ。』

またしばらくして、

『ラン、眠いでしょ？？』

そろそろハンモックオジサンに気を使うのも疲れた・・・。

『うん。そろそろ寝るよ。』


エルと部屋に一緒に戻ると、

『ワタシ、あのオジサン嫌いなの！！』


やってらんねぇ！！


早よ言わんかい！！


無事に宴は終了した・・・。


ランさん頑張れ！！！
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つづく


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