マイペンランちゃん

まだお腹も本調子じゃないけど、エルに連れられてエルの実家へ・・・。


タクシーで３００バーツくらい。

結構遠い・・・。


タクシーでは終始ご機嫌のエルさん・・・。


実家到着。


こ、こ、こ、これは！？


あのコンケンの景色に似ている！！！


はんぱねぇど田舎！！！


エルのお母さんとは何度か会っているから、ちょっと慣れてきた。

あっ！！

オメーもな！！

ガキ！！

ガキにも何度か会っているから慣れてきた。



ランさん頑張れ！！！
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けど、ここはタイランド。

エルの家族と言っても、エルの家族だけじゃない。

エルのお父さんは現在離婚していてコンケン滞在。（挨拶済み）

エルのお母さんとガキ。

その他、エルのもう一人の弟（１６歳）

エルの従姉妹×２人。

エルのお母さんの彼氏（３０歳）

エルのお母さんの姉妹×１人。


が待ち構えるエルの実家に潜入。


コンケンで鍛えたランさんのワイ。


ヤベー！歳が皆バラバラ過ぎて、上でワイか下でワイか分からん！！


なので、ワイ省略・・・。


『どうも初めまして。ランです・・・。』


挨拶はしたけど、これ以上話する事も無く、何話して良いかも分からず・・・。


タバコ吸いに外に避難する。


またヤッチマッタ！！

安易に『行く。』とか言うもんじゃない。

こんな空気に耐えれる訳が無い・・・。



ランさん頑張れ！！！
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エルが外に呼びに来る。

『ラン、御飯で来たから。』

『はい。』


ランさん無言の食事タイム。


だって、話す事ないし・・・。

タイ語とかあんまり出来ないし・・・。


苦痛な時間を何とかクリアする。


御飯も終わったし、そろそろ帰りませんか！？


心の声は届く事も無く・・・。

『ラン、髪洗いたいからビューティーサロン行きたい！』


えっ！　何で今行きたいの！？　ここで行かなくてもバンコクにはイッパイありますよね！？


『帰って洗えば良いんじゃないの？？』

『帰って行ったらもう店閉まるから、今行く！』

『はい。分かりました。』


また『はい。』と答えてしまった・・・。


エルはバイクを指差して、

『これで行くから。』

『はい。』


国際無免許運転をした僕にもう何も恐いものは無い。


『あとね、ガキも一緒に行くから。』

『なんで？？』

『あの子はバイクに乗るのがスゴく好きなの。』

『はい。分かりました。』


また『はい。』と答えてしまった・・・。


僕はタイスタイル（後ろにエル。前にガキ。）でビューティーサロンにドライブに出かけた。。。



ランさん頑張れ！！！
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つづく


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