マイペンランちゃん

この前、友達（日本人　男）が深夜にタイ人男子に襲われ、刃物で顔を切りつけられ、所持品を根こそぎ持ってかれました。



治安良さそうだけど、やっぱりここはタイなんだって事を改めて感じました。


ランさん頑張れ！！！
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では、つづきです。




『ちゃんと御飯食べた？　ちゃんとお風呂に入った？』



会話の内容で電話の相手が離婚ガールって事は分かる。



姫様は電話を終えると、



『すごく泣いてて、すごく可愛そう。』



『そうですね。可愛そうですね。』



『ラン君は彼女と別れたとき泣いたの？』



『いいえ。僕は泣きません。』



『それはラン君がフッたから悲しくなかったの？』



『いいえ。勿論悲しかったけど、男は泣いてはならないのです。』



『男だって悲しいときは泣いても良いんだよ。』



『姫様優しいんですね。姫様はお泣きになられたのですか？』



『・・・・・。』



『そろそろその子のところに行ってあげた方が良いのではありませんか？』



『うん・・・・・。ラン君も一緒に行く？』



『・・・・・。その子はどこに住んでるんですか？』



姫様の何気ない誘いを何気なく流してしまった・・・。



だって、絶対自分一緒に行っても邪魔だし・・・一人浮かれポンチでもまずいし・・・。



ランさん頑張れ！！！
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『マジですか！めっちゃ遠いじゃないですか！』



『うん。けど、大事な友達だし、車で行くから。』



『ただ、僕の予想では、多分修復不可能だと思います。』



『・・・やっぱりそうかな・・・。』



『残念ですけど・・・。』



『何だかワタシまでブルーになって来た。』



『何かすいません。勝手なことばかり言って。けど、どんなに悲しいことも時間が全て解決してくれると思いますよ。』



『うん。ワタシもそう思うわ。』



『じゃあ、お姫様お気をつけて行って来てください。』



『・・・ラン君、家まで送ってくれる？』



『あれっ？お車で来たんじゃないんですか？』



『ううん。BTSで来たの。』



オ、オメー、ちょっとだけバイクでイチャイチャしたいんだな！



『分かりました。では、今日も息を止めてから乗ってください。』



『死んじゃうよ。』


オメー、ちょっとだけ分かってきやがったな。



姫様の何気ない誘いを何気なく断ってしまってデートは終わった。



メッシー君からの卒業は何時になるのやら・・・・・。



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つづく


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