マイペンランちゃん

ディスコの出口でも、皆から『HAPPY BIRTHDAY』を貰い、タイランドの暖かさを感じ・・・ている余裕は無かった。。。

カエルに手を引かれたランさんは、足早にタクシーに乗せられて、カエルから説教を受ける。。。

『ディスコの皆はランの事が好き。皆にすごいランの事聞かれた！！ランは危ない！！』

説教の途中で申し訳ないのですが・・・ピーコは？？

ランさんはカエルのハッとした顔を見逃さなかった！！

『完全に忘れてましたよね！？』

思い出したカエルは

『ピーコなら大丈夫ケロ。』

じゃないと思うけど、カエルちゃんは戻る気はなさそうだ。

ステージで踊っていたピーコ・・・。

今もまだ踊っているんだろうな・・・。

この人達は感情のままに行動してるんだろうな・・・。

今年の誕生日は、ランさんが死ぬ時まで忘れる事はないだろう。。。

何はともあれ、カエルの気持ちにはマジ感謝！！

気がつくとかなり酔っぱらっているカエルはタクシーの中、僕の肩に寄りかかって吐息を立てている。

カエルが寝ている時が一番安全な時かもしれない。。。

僕たちはホテルに到着した。。。

つづく


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