2011.02.28
ランさんガールズ2
タイはまだ階級社会が残っているので、一般の人は夜の職業の事を嫌っている。
というか、見下している感じ。
なので、学校の先生には僕の彼女はゴーゴー嬢です。とは言えない・・・。
ごめん。エル・・・。
夜の仕事をするのには理由があってしてるコもいるけど、先生達はそれを認めない。
夜の仕事の事をバカにされたり、イヤな言い方されたら、僕も良い気分はしないし、腹も立ちそうなので言わなかった。
そんな優しい僕の学校でのイメージは遊び人。
色んな先生に『ランは彼女何人居るの?』とか、『気を付けなさいよ!』といつも言われていた。
実際は、エルの拘束が厳しく、そんなに無茶な遊び方はしてなかったけど、学校でのキャラがあった方が楽だし、授業中の会話も弾むので、オンナいっぱいのチャラ男キャラを演じていた。
ランさん頑張れ!!!
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授業中、弾む会話の中で、胸ぐら掴まれた話、ホテルに乗り込まれた話などをすると、先生は勿論、恋愛、性交、結婚できない神父マリオも腹を抱えて笑ってた。
僕は進級して、新しいクラスメイトが出来た。
フランス人シスターエリザベータ。
カトリックのシスター。
恋愛、性交、結婚禁止です。
シスターに、『何でシスターになったんですか?』と聞いたら、
『ある日、朝起きた時、今のワタシは幸せじゃない!と胸が張り裂けそうになって、その気持ちを教会で告白して、そのままシスターになった。』
『ええ!!!イキナリですか?』
『ええ。そうよ。自分の持っている何もかもが幸せには必要ないって感じて、持っていた家も車も全部寄付して・・・。』
てか、シスター・・・、
シスタースゲーよ!
スゲーカッコいいよ!!
シスターの話だと、カトリックのシスターになるのはかなり難しいみたいで、10年くらいシスターの学校に行って、教会に入り、毎年シスターが勤まるかどうか、本人の気持ちと、先生が見て来たその1年で継続か辞めるか決まるらしい。
少しでも邪念があるとシスターにはなれないみたい。
僕は、『スゲー!』と言う言葉しか出なかった。
シスターになってからも2年に一度、偉い人に会ってシスターを続けるかどうか話し合いがあるけど、辞める事はスゴく難しいらしい。
逆にタイ人の多くが信仰する仏教は、何時でも入門出来て、何時でも止めれる。
例えば、失恋したオンナの人が失恋のショックで、『もうアタイはオトコなんて要らない!!』と思って、頭を丸めて今日から仏教徒になる。
3日経って、失恋した相手から、『もう一度やり直そう!』と連絡が来て、『アタイ、やっぱり彼が好き!!』で辞める事が出来る。
こう聞くと、仏教ってタイ人に合ってる気がする・・・。
そんなシスターに『シスター辞めたいって思った事ないんですか?』と聞くと、『ないよ。』ときっぱい答えた。
『シスターなめんじゃないよ!』
ランさん頑張れ!!!
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そんなシスターと、僕より年上のタイ在住13年のキャリアを持つタイ語ペッラペラの日本人女性、そしてもう一人、10年前に仕事でタイ1年住んで、10年後の今、タイに来たけど、タイ語をまだ覚えていて、しかもペラペラの天才日本人女性(日本での10年間は全くタイ語を使っていなかった。)と僕が同じクラスになった。
先生はもちろんオンナ。
なのでオンナ4人とオトコ1人。
オトコ1人の僕のキャラはオンナいっぱいチャラ男。
ただ、僕は授業を盛り上げる為に、極端に悪いオトコを演じた。
授業中の会話の流れから、僕があんまり良くない事を言ってしまった。
先生の質問は、『ランは何の為に仕事するの?』
『そりゃ、女の為でしょうが。』
『ラン、何言ってるの!?』
『その考え方ってちょっとおかしくない!!?』
一斉にガールズ4(みんな年上)から異議アリが飛んで来る。
ヤベー!
ちょっと言い過ぎた!!
半分冗談だったのに・・・。
そんなマジで怒らんでも・・・。
オバサン達が一斉にツッコン出来た!
『何でそう思うの?』
『だって、お金あった方がオンナ寄って来るでしょ?』
『そんな事無いよ!』
『お金なんて関係ないよ!』
『それはキレイゴトだと僕は思います。だって、芸能人は金持ちのオッサンと結婚するし・・・。』
『それは芸能人だから。』
『ワタシ達は違うわよ!』
『だってメチャクチャ不細工でズルズルでもメチャクチャ金持ちならメチャクチャ可愛い子と結婚出来ると思うし。オンナだって軽自動車乗ってる男とフェラーリ乗ってる男だったら、フェラーリの方が良く見えるでしょ!?』
『だからそんな事無いよ!』
『中身が大切だよ!』
『可哀想に、ランはそういう女にしか出会った事がないんだね!』
冗談半分で言ってたけど、この言葉にちょっとカチンと来た。
今までの自分の彼女達が悪く言われたみたいで・・・。
自分の蒔いた種でカチンと来た。
ランさん頑張れ!!!
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『少なくともお金は女を手に入れる武器の一つです。だって、軽自動車でもフェラーリでも使う用途は同じで、自分を良く見せたいっていう男の見栄とプライドみたいなものでは・・・。』
『だから、車何乗ってようが、金持ちだろうが、大事なのは中身よ。中身がある男の方が良いに決まってる!』
『そんなの理想であって、先生の旦那さんが2人居るとして、片方は軽に乗ってて、片方はフェラーリに乗ってたら、先生はどっちを選びますか?』
『先生は、どっちでも良い。』
『んなことはないでしょうが! 中身が同じならお金ある方が良いに決まってる。』
ムキに成り過ぎて、話がおかしな方向へ進んで行く。
『オトコはオンナの為に、オンナはオトコの為に生きていると思います。』
『そんな事無い!』
『何でランはそんな風に考えるの!?』
だって、皆、チャラ男キャラが好きじゃないですか!
いつもゲラゲラ笑ってるじゃないですか!!
何で今日はそんなに怒るんですか!!
皆がキレイゴトばかり言うからムキになってますけど・・・
『オンナの人はオトコの為に化粧してるんでしょ?』
『違うわよ!』
『オトコなんて関係ないわよ!!』
あれっ?
違うんですか!?
『だったら化粧しなかったらいいじゃないですか!? 学校に勉強しにくるのに化粧とか要らないし・・・。自分を奇麗にみせたいから化粧したり、奇麗な服着たりするんじゃないんですか?』
『何、本気でそう思ってるの??』
『化粧したり、服着たり、オトコとか関係ないわよ!』
おおお!
以外とこっちが押して来てる。
『世の中オンナだけだったら、化粧しないですよね?』
『・・・・・。』
デッドヒートし過ぎて、僕、ヒネクレタ事ばかり言ってしまって・・・。
すいません。
なので、ここは話を上手くまとめて・・・。
『僕の彼女や、もし結婚して子供が出来たら、欲しい物は買ってあげたいし、何処かに行きたいと言われたら、連れて行ってあげたいと思うから、お金は必要だと思います。』
『もぉー。そう言う事なの。』
『最初からそう言ってよ!』
ほぉ、これが正解だったんか・・・やっぱり・・・。
2時間に及ぶタイ語討論会。
授業は盛り上がったし、タイ語の勉強にもなったし、僕達のクラスに輪が出来た。
けど、この2時間沈黙を守り続けた一人のガールが居た。
シスターエリザベータが一言。
『ラン。ランはかなり病んでいるようですね。一度家に来なさい!』
シスター!違うんです!
本心ではなく(ちょっと本心)授業を盛り上げる為に・・・。
『はい。』
こうして僕は家庭訪問する事になった・・・。
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つづく
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なので、学校の先生には僕の彼女はゴーゴー嬢です。とは言えない・・・。
ごめん。エル・・・。
夜の仕事をするのには理由があってしてるコもいるけど、先生達はそれを認めない。
夜の仕事の事をバカにされたり、イヤな言い方されたら、僕も良い気分はしないし、腹も立ちそうなので言わなかった。
そんな優しい僕の学校でのイメージは遊び人。
色んな先生に『ランは彼女何人居るの?』とか、『気を付けなさいよ!』といつも言われていた。
実際は、エルの拘束が厳しく、そんなに無茶な遊び方はしてなかったけど、学校でのキャラがあった方が楽だし、授業中の会話も弾むので、オンナいっぱいのチャラ男キャラを演じていた。
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フランス人シスターエリザベータ。
カトリックのシスター。
恋愛、性交、結婚禁止です。
シスターに、『何でシスターになったんですか?』と聞いたら、
『ある日、朝起きた時、今のワタシは幸せじゃない!と胸が張り裂けそうになって、その気持ちを教会で告白して、そのままシスターになった。』
『ええ!!!イキナリですか?』
『ええ。そうよ。自分の持っている何もかもが幸せには必要ないって感じて、持っていた家も車も全部寄付して・・・。』
てか、シスター・・・、
シスタースゲーよ!
スゲーカッコいいよ!!
シスターの話だと、カトリックのシスターになるのはかなり難しいみたいで、10年くらいシスターの学校に行って、教会に入り、毎年シスターが勤まるかどうか、本人の気持ちと、先生が見て来たその1年で継続か辞めるか決まるらしい。
少しでも邪念があるとシスターにはなれないみたい。
僕は、『スゲー!』と言う言葉しか出なかった。
シスターになってからも2年に一度、偉い人に会ってシスターを続けるかどうか話し合いがあるけど、辞める事はスゴく難しいらしい。
逆にタイ人の多くが信仰する仏教は、何時でも入門出来て、何時でも止めれる。
例えば、失恋したオンナの人が失恋のショックで、『もうアタイはオトコなんて要らない!!』と思って、頭を丸めて今日から仏教徒になる。
3日経って、失恋した相手から、『もう一度やり直そう!』と連絡が来て、『アタイ、やっぱり彼が好き!!』で辞める事が出来る。
こう聞くと、仏教ってタイ人に合ってる気がする・・・。
そんなシスターに『シスター辞めたいって思った事ないんですか?』と聞くと、『ないよ。』ときっぱい答えた。
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先生はもちろんオンナ。
なのでオンナ4人とオトコ1人。
オトコ1人の僕のキャラはオンナいっぱいチャラ男。
ただ、僕は授業を盛り上げる為に、極端に悪いオトコを演じた。
授業中の会話の流れから、僕があんまり良くない事を言ってしまった。
先生の質問は、『ランは何の為に仕事するの?』
『そりゃ、女の為でしょうが。』
『ラン、何言ってるの!?』
『その考え方ってちょっとおかしくない!!?』
一斉にガールズ4(みんな年上)から異議アリが飛んで来る。
ヤベー!
ちょっと言い過ぎた!!
半分冗談だったのに・・・。
そんなマジで怒らんでも・・・。
オバサン達が一斉にツッコン出来た!
『何でそう思うの?』
『だって、お金あった方がオンナ寄って来るでしょ?』
『そんな事無いよ!』
『お金なんて関係ないよ!』
『それはキレイゴトだと僕は思います。だって、芸能人は金持ちのオッサンと結婚するし・・・。』
『それは芸能人だから。』
『ワタシ達は違うわよ!』
『だってメチャクチャ不細工でズルズルでもメチャクチャ金持ちならメチャクチャ可愛い子と結婚出来ると思うし。オンナだって軽自動車乗ってる男とフェラーリ乗ってる男だったら、フェラーリの方が良く見えるでしょ!?』
『だからそんな事無いよ!』
『中身が大切だよ!』
『可哀想に、ランはそういう女にしか出会った事がないんだね!』
冗談半分で言ってたけど、この言葉にちょっとカチンと来た。
今までの自分の彼女達が悪く言われたみたいで・・・。
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『そんなの理想であって、先生の旦那さんが2人居るとして、片方は軽に乗ってて、片方はフェラーリに乗ってたら、先生はどっちを選びますか?』
『先生は、どっちでも良い。』
『んなことはないでしょうが! 中身が同じならお金ある方が良いに決まってる。』
ムキに成り過ぎて、話がおかしな方向へ進んで行く。
『オトコはオンナの為に、オンナはオトコの為に生きていると思います。』
『そんな事無い!』
『何でランはそんな風に考えるの!?』
だって、皆、チャラ男キャラが好きじゃないですか!
いつもゲラゲラ笑ってるじゃないですか!!
何で今日はそんなに怒るんですか!!
皆がキレイゴトばかり言うからムキになってますけど・・・
『オンナの人はオトコの為に化粧してるんでしょ?』
『違うわよ!』
『オトコなんて関係ないわよ!!』
あれっ?
違うんですか!?
『だったら化粧しなかったらいいじゃないですか!? 学校に勉強しにくるのに化粧とか要らないし・・・。自分を奇麗にみせたいから化粧したり、奇麗な服着たりするんじゃないんですか?』
『何、本気でそう思ってるの??』
『化粧したり、服着たり、オトコとか関係ないわよ!』
おおお!
以外とこっちが押して来てる。
『世の中オンナだけだったら、化粧しないですよね?』
『・・・・・。』
デッドヒートし過ぎて、僕、ヒネクレタ事ばかり言ってしまって・・・。
すいません。
なので、ここは話を上手くまとめて・・・。
『僕の彼女や、もし結婚して子供が出来たら、欲しい物は買ってあげたいし、何処かに行きたいと言われたら、連れて行ってあげたいと思うから、お金は必要だと思います。』
『もぉー。そう言う事なの。』
『最初からそう言ってよ!』
ほぉ、これが正解だったんか・・・やっぱり・・・。
2時間に及ぶタイ語討論会。
授業は盛り上がったし、タイ語の勉強にもなったし、僕達のクラスに輪が出来た。
けど、この2時間沈黙を守り続けた一人のガールが居た。
シスターエリザベータが一言。
『ラン。ランはかなり病んでいるようですね。一度家に来なさい!』
シスター!違うんです!
本心ではなく(ちょっと本心)授業を盛り上げる為に・・・。
『はい。』
こうして僕は家庭訪問する事になった・・・。
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つづく
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