2009.11.30
ソロ編 ~ソイカ~
仕方なくエルを連れてソイカに行く事になったランさん。
部屋を出る前に、エルが何やら部屋の中をゴソゴソあさって、1本の油性マジックを持って来た。
何か嫌な予感はした・・・。
『ちょっとラン!!手を出して!!』
絶対に何か書きますよね!!
顔じゃなくてよかった・・・。
じゃねぇワ!!
エルはランさんの手の甲に赤い油性マジックでタイ語で何やら書き始めた。
タイ語は少し分かるけど、文字とか全然分からないランさん・・・。
手の甲が終わると、今度はランさんの腕イッパイにタイ語で何かを書かれた。
『ねぇ!!何て書いたの!?』
エルは教えてくれない・・・。
エルは自分の手の甲にもタイ語で何か書いたけど、もちろん分かる訳も無く・・・。
手の甲と腕に真っ赤な油性マジックで書かれたタイ文字を背負って、ランさんはエルを連れてソイカに向かった。
『エルは何処の店に入りたいの??』
『分からない。ランが行った事ある店に行きたい!!』
無難にバカラを選択するランさん。
エルは興味心身で店の中をチラッと覗く。
『ラン!ここはオ○ンコさん見れないの!?』
『見れるけど、1Fから2Fのステージを根性で見上げないと見れないよ。』
『恥ずかしくて出来ないよ!!』
『根性ないので、僕も出来ないです。』
エルは席に座る前に店を出る。
『オ○ンコさん見れる所は何処なの??』
『う~ん。正直なところいつもあんまり見てないから・・・。エルが入りたい店に入ろうよ!』
で、次にエルが選んだ店はミッドナイトバー。
店に入るとちょうどショウタイムで、エルの希望通りオ○ンコさん全開!!
食い入るように見るエル。
『ラン!!オンナ可愛くない!!可愛いオンナ居る店は何処なの??』
確かにちょっと珍獣っぽい・・・ かな・・・。
1杯飲んで直ぐにチェックする。
可愛いオンナの居る店・・・。やっぱり無難にバカラかな・・・。
KISSの前でタバコを吸いながら考える。
知った顔のレディーがこっちを見ているのは知っていたけど、エルが一緒に居るので、勿論気がつかないフリをする。
エルの前では余裕ぶっているけど、本当はソワソワしているランさん。
カエルとその仲間達に見られようものなら、ランさんの楽しい時間は終わってしまうから・・・。
余裕ぶって、ゆっくりタバコを吸って、もう一度バカラへ。
バカラは意外と安全地帯。
何度も連れ出した事はあるけど、特に可愛がっているレディーは居ないので・・・。
と言っても探してしまうランさん。
優様、蜂子、アジっ子、珍獣・・・誰も居ない・・・。
特に可愛がっていなかったけど、4人とも居ないとか、奇跡に近い。
『ランが一緒に行ったオンナ居るの??』
『ううん。それが本当に誰も居ないんだよね。』
エルは納得したみたいで、チェックする。
チェックと同時に、エルは自分の携帯が無い事に気がつく。
座っていた席の廻りを探しても無い。
考えられるのはミッドナイトバー。
ランさんは得意のダッシュでミッドナイトバーへ戻る。
入り口の男に携帯落ちてなかったか聞くと、落ちていたというありがたい言葉が帰って来た。
店の中のカウンターのオバサンの所へ聞きに行くと、オバサンは自分のカバンの中から電源を切ったエルの携帯を取り出す。
なるほどね。ランさんが何度掛けても繋がらないはず! 電源OFFとかはんぱねぇ。
オバサンはあわよくば・・・、面倒くさそうな顔して携帯を渡して来るババアの態度にランさんはちょっとカチンと来た。拾ってもらっておいてなんなんだけど、カチンと来た。
エルもランさんと同じ事を考えているように見える。
拾ってもらって、ありがとうのチップを渡そうか考えたけど、余りのババアの太々しさに、携帯を受け取ると、『ありがとう。』の言葉だけを残して、さっさと店を出た。
『あのババアの態度ちょっとカチンと来た!!』
『ランも!?ワタシもイラッとしたよ!!』
何はともあれ無事に携帯も戻ったし、ランさんとエルはソイカを後に・・・出来ない。
ソイカを出ようと歩いていると、エルが立ち止まる。
『あのお店のネオン奇麗。ここ入ってみたい!!』
青く光るネオン・・・。そう、ティーラック!!
『エル、ここは全然楽しくないから行かない方が良いよ。』
『ふーん。だったら入りたい。だってランが行きたくないのはオカシイから!!』
そりゃそうだ。
『エル、このお店だけは本当に行きたくない。ごめん。絶対に逢いたくないオンナが居るかもしれないから。』
『え~!!!行きたい!! 行きたい!!!』
『本当に危ないから。エルが居なくても絶対に僕は行かないよ!!』
『ランの事好きな女居るんでしょ!!ワタシは全然恐くないよ!!!』
だから、ランさんが恐いンじゃ!!
何とか御願いして、ランさんはソイカを出た。
ホテルに戻ったけど、ランさんはどうしても果物が食べたくて・・・、一人でソイカに行きたくて・・・、フィニッシュしたくて・・・・・。
『果物食べたいからちょっと買って来るよ。エルは疲れたから待ってるでしょ??』
『何処まで買いに行くの??』
『直ぐ近くだよ。』
『うん。じゃあ待ってる。5分で帰って来てね。』
『2時間良いですか?? 多分買いに行ったら迷子に成るから2時間くらいは掛かると・・・。』
エルの顔はみるみる変わって来て・・・。
肩パンを1発。
『2時間掛かるなら一緒に行く! 5分で行くなら待ってる!!』
ランさんは得意のダッシュで5分で買って来たのは言うまでもない・・・。
ただ、エルに腕イッパイに書かれたタイ文字の事を忘れていたランさん。
スーパーのレジで、定員がランさんの腕を見てクスクス笑っている・・・。
『あの~、僕はタイ文字が読めないのですが、何て書いてあるのですか??』
恐る恐る定員のレディーに聞いてみた。
『それは彼女が書いたの??』
『はい。何て書いてあるのか教えてください。』
定員の言葉を聞いて、ランさんはエルの事を可愛らしく思った。
可愛らしく思うって事は・・・、ランさんはエルにハマっているのかな・・・。
こんなに可愛らしいエルが、後にとんでもない事をやらかす事をこの時のランさんはまだ知る由もなかった・・・。
ランさん頑張れ!!!
↓
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つづく
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部屋を出る前に、エルが何やら部屋の中をゴソゴソあさって、1本の油性マジックを持って来た。
何か嫌な予感はした・・・。
『ちょっとラン!!手を出して!!』
絶対に何か書きますよね!!
顔じゃなくてよかった・・・。
じゃねぇワ!!
エルはランさんの手の甲に赤い油性マジックでタイ語で何やら書き始めた。
タイ語は少し分かるけど、文字とか全然分からないランさん・・・。
手の甲が終わると、今度はランさんの腕イッパイにタイ語で何かを書かれた。
『ねぇ!!何て書いたの!?』
エルは教えてくれない・・・。
エルは自分の手の甲にもタイ語で何か書いたけど、もちろん分かる訳も無く・・・。
手の甲と腕に真っ赤な油性マジックで書かれたタイ文字を背負って、ランさんはエルを連れてソイカに向かった。
『エルは何処の店に入りたいの??』
『分からない。ランが行った事ある店に行きたい!!』
無難にバカラを選択するランさん。
エルは興味心身で店の中をチラッと覗く。
『ラン!ここはオ○ンコさん見れないの!?』
『見れるけど、1Fから2Fのステージを根性で見上げないと見れないよ。』
『恥ずかしくて出来ないよ!!』
『根性ないので、僕も出来ないです。』
エルは席に座る前に店を出る。
『オ○ンコさん見れる所は何処なの??』
『う~ん。正直なところいつもあんまり見てないから・・・。エルが入りたい店に入ろうよ!』
で、次にエルが選んだ店はミッドナイトバー。
店に入るとちょうどショウタイムで、エルの希望通りオ○ンコさん全開!!
食い入るように見るエル。
『ラン!!オンナ可愛くない!!可愛いオンナ居る店は何処なの??』
確かにちょっと珍獣っぽい・・・ かな・・・。
1杯飲んで直ぐにチェックする。
可愛いオンナの居る店・・・。やっぱり無難にバカラかな・・・。
KISSの前でタバコを吸いながら考える。
知った顔のレディーがこっちを見ているのは知っていたけど、エルが一緒に居るので、勿論気がつかないフリをする。
エルの前では余裕ぶっているけど、本当はソワソワしているランさん。
カエルとその仲間達に見られようものなら、ランさんの楽しい時間は終わってしまうから・・・。
余裕ぶって、ゆっくりタバコを吸って、もう一度バカラへ。
バカラは意外と安全地帯。
何度も連れ出した事はあるけど、特に可愛がっているレディーは居ないので・・・。
と言っても探してしまうランさん。
優様、蜂子、アジっ子、珍獣・・・誰も居ない・・・。
特に可愛がっていなかったけど、4人とも居ないとか、奇跡に近い。
『ランが一緒に行ったオンナ居るの??』
『ううん。それが本当に誰も居ないんだよね。』
エルは納得したみたいで、チェックする。
チェックと同時に、エルは自分の携帯が無い事に気がつく。
座っていた席の廻りを探しても無い。
考えられるのはミッドナイトバー。
ランさんは得意のダッシュでミッドナイトバーへ戻る。
入り口の男に携帯落ちてなかったか聞くと、落ちていたというありがたい言葉が帰って来た。
店の中のカウンターのオバサンの所へ聞きに行くと、オバサンは自分のカバンの中から電源を切ったエルの携帯を取り出す。
なるほどね。ランさんが何度掛けても繋がらないはず! 電源OFFとかはんぱねぇ。
オバサンはあわよくば・・・、面倒くさそうな顔して携帯を渡して来るババアの態度にランさんはちょっとカチンと来た。拾ってもらっておいてなんなんだけど、カチンと来た。
エルもランさんと同じ事を考えているように見える。
拾ってもらって、ありがとうのチップを渡そうか考えたけど、余りのババアの太々しさに、携帯を受け取ると、『ありがとう。』の言葉だけを残して、さっさと店を出た。
『あのババアの態度ちょっとカチンと来た!!』
『ランも!?ワタシもイラッとしたよ!!』
何はともあれ無事に携帯も戻ったし、ランさんとエルはソイカを後に・・・出来ない。
ソイカを出ようと歩いていると、エルが立ち止まる。
『あのお店のネオン奇麗。ここ入ってみたい!!』
青く光るネオン・・・。そう、ティーラック!!
『エル、ここは全然楽しくないから行かない方が良いよ。』
『ふーん。だったら入りたい。だってランが行きたくないのはオカシイから!!』
そりゃそうだ。
『エル、このお店だけは本当に行きたくない。ごめん。絶対に逢いたくないオンナが居るかもしれないから。』
『え~!!!行きたい!! 行きたい!!!』
『本当に危ないから。エルが居なくても絶対に僕は行かないよ!!』
『ランの事好きな女居るんでしょ!!ワタシは全然恐くないよ!!!』
だから、ランさんが恐いンじゃ!!
何とか御願いして、ランさんはソイカを出た。
ホテルに戻ったけど、ランさんはどうしても果物が食べたくて・・・、一人でソイカに行きたくて・・・、フィニッシュしたくて・・・・・。
『果物食べたいからちょっと買って来るよ。エルは疲れたから待ってるでしょ??』
『何処まで買いに行くの??』
『直ぐ近くだよ。』
『うん。じゃあ待ってる。5分で帰って来てね。』
『2時間良いですか?? 多分買いに行ったら迷子に成るから2時間くらいは掛かると・・・。』
エルの顔はみるみる変わって来て・・・。
肩パンを1発。
『2時間掛かるなら一緒に行く! 5分で行くなら待ってる!!』
ランさんは得意のダッシュで5分で買って来たのは言うまでもない・・・。
ただ、エルに腕イッパイに書かれたタイ文字の事を忘れていたランさん。
スーパーのレジで、定員がランさんの腕を見てクスクス笑っている・・・。
『あの~、僕はタイ文字が読めないのですが、何て書いてあるのですか??』
恐る恐る定員のレディーに聞いてみた。
『それは彼女が書いたの??』
『はい。何て書いてあるのか教えてください。』
定員の言葉を聞いて、ランさんはエルの事を可愛らしく思った。
可愛らしく思うって事は・・・、ランさんはエルにハマっているのかな・・・。
こんなに可愛らしいエルが、後にとんでもない事をやらかす事をこの時のランさんはまだ知る由もなかった・・・。
ランさん頑張れ!!!
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