2009.10.16
最終章 ~作戦~
実はランさんには作戦があった!!
ランさん頑張れ!!!
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メガネを使っての作戦!!
けど、メガネにも妹にも断られて、作戦失敗・・・。
と言うのも、ランさんは任務を忘れていなかった!!
そう、自称No1というレディーを口説くという任務を。
任務達成の為には、どうしてもこのお祭りガールズが邪魔だったのだ!!
店の前に立つお祭りガールズ・・・。
何とかコイツ等をこの場所からおいとま願わなければ・・・。
もしエルを連れ出したら、ガチンしてしまう。
仕方ねぇ・・・。
『おい!オメー等! ランさんが最後にオゴッチャル!!』
ウヒョー!!のお祭りガールズ。
ローサと妹・・・、アンナはプチ整形で御休み・・・。そしてガチガチ友近・・・。
いやいや!!友近はランさん関係ないし!!
へへヘッで友近も連いて来る・・・。
『へへヘッ』じゃねぇわ!!
友近頑張れ!!!
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ランさんはお祭りガールズwith友近を引き連れて、最後の晩餐へ向かう。
スクンビット通り沿いのレストランに入って、ランさんはローサと同じお粥?みたいな物を注文。
スクンビットの情報はにほんブログ村から
後は適当にお祭りガールズがチョイス。
にしてもこの店暑い!!
もうすぐ閉店みたいで、エアコンは消されている・・・。
そんな暑さの中、ランさんは熱いお粥を食べる。
汗が滴り落ちる。
額にも汗がにじみ出て来る・・・。
おおおお! 妹よ!!
君は何て優しいレディーなんだい!!
ランさんの滴り落ちる汗を、妹は妹の手で拭いている・・・。
全然拭けてない・・・。
おおおお! 妹よ!!
君は何て気が利くオバカなんだい!!
ランさんの汗が止まらないのを見た優しい妹は、ランさんの鼻にスースーとタイ人がよく使うスースーするやつを押し当てて来る・・・。
御飯の味が全てメンソールの香りでスースーする・・・。
御飯が全てメンソールの味がして美味しくない・・・。
美味しい御飯の情報はにほんブログ村から
妹の優しさ?をランさんは改めて知った・・・。
こんな和気藹々とした空気を、ランさんの着信音がかき消す。
着信の相手はエルだった・・・。
『何で電話に出ないの?』
『オンナからでしょ!!?』
一斉にお祭りガールズから声が飛んで来る。
『うん。オンナからだよ!!』
鳴り続ける電話をガールズ達の前でアカラサマに無視するランさん。
別に出ても良かったけど・・・。
お祭りガールズはオンナから電話があったところで怒る事はない。と思う・・・。
だって、ランさんの無茶苦茶な連れ出しを知っているから、ランさんの事を、オバカなオンナ好きと思っているに違いないからだ。
でも、流石のランさんもガールズの前で他のオンナと電話出来るような根性は無く・・・。
『このオンナからイッパイ電話鳴るけど、性格スゴく悪いからランさんは好きじゃないんだよ!』
ランさん頑張れ!!!
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ごめんねエル。悪口言って・・・君は全然悪くないんだよ。僕は皆と仲良くしたいから・・・。
『じゃあ電話番号変えた方が良いよ!!』
本気で心配してるのか・・・。
ランさんという何時も連れ出してくれる良いお客さんをキープしたいのかは分からないけど、ガールズは心配してくれる。
『ううん。大丈夫。電話に出なかったら大丈夫だから。』
まだ逝ける!!まだ間に合う!!
鳴り続ける電話。
ランさんは本当は電話に出たい。
我慢するランさん。
我慢出来なくなって、
『じゃあそろそろ行こうか!?』
そう言ってチェックする。
ガールズをタクシーに押し込んで・・・。
『ランが先に乗って!!』
『大丈夫。今日最後だから、ホテルまで歩いて帰るよ。ムーさん達も待ってるから・・・。』
『良いからラン乗ってよ!!』
『本当に大丈夫だから、後ろの車も困ってるから急いで!』
タクシーのドアを強引に閉めて、ランさんはタクシーが見えなくなるまで見送った。
ありがとう!!
ありがとう!! お祭りガールズ!!
タクシーが見えなうなった瞬間に携帯をポケットから取り出すランさんだった・・・。
ランさん頑張れ!!!
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つづく
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仕方ねぇ・・・。
『おい!オメー等! ランさんが最後にオゴッチャル!!』
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もうすぐ閉店みたいで、エアコンは消されている・・・。
そんな暑さの中、ランさんは熱いお粥を食べる。
汗が滴り落ちる。
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こんな和気藹々とした空気を、ランさんの着信音がかき消す。
着信の相手はエルだった・・・。
『何で電話に出ないの?』
『オンナからでしょ!!?』
一斉にお祭りガールズから声が飛んで来る。
『うん。オンナからだよ!!』
鳴り続ける電話をガールズ達の前でアカラサマに無視するランさん。
別に出ても良かったけど・・・。
お祭りガールズはオンナから電話があったところで怒る事はない。と思う・・・。
だって、ランさんの無茶苦茶な連れ出しを知っているから、ランさんの事を、オバカなオンナ好きと思っているに違いないからだ。
でも、流石のランさんもガールズの前で他のオンナと電話出来るような根性は無く・・・。
『このオンナからイッパイ電話鳴るけど、性格スゴく悪いからランさんは好きじゃないんだよ!』
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ごめんねエル。悪口言って・・・君は全然悪くないんだよ。僕は皆と仲良くしたいから・・・。
『じゃあ電話番号変えた方が良いよ!!』
本気で心配してるのか・・・。
ランさんという何時も連れ出してくれる良いお客さんをキープしたいのかは分からないけど、ガールズは心配してくれる。
『ううん。大丈夫。電話に出なかったら大丈夫だから。』
まだ逝ける!!まだ間に合う!!
鳴り続ける電話。
ランさんは本当は電話に出たい。
我慢するランさん。
我慢出来なくなって、
『じゃあそろそろ行こうか!?』
そう言ってチェックする。
ガールズをタクシーに押し込んで・・・。
『ランが先に乗って!!』
『大丈夫。今日最後だから、ホテルまで歩いて帰るよ。ムーさん達も待ってるから・・・。』
『良いからラン乗ってよ!!』
『本当に大丈夫だから、後ろの車も困ってるから急いで!』
タクシーのドアを強引に閉めて、ランさんはタクシーが見えなくなるまで見送った。
ありがとう!!
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